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「孫氏の兵法」

NOWHEREメーリングリストで、YAHOO BBと組んで高速格安インターネットを提供するSOFTBANKの事が話題になりました。そこで発言したヨシローの説明が、もしかして、オープンコミュニティの戦略に薬に立つのではないかとおもって、記事として書き直して頂きました。



               「孫氏の兵法」

さまざまなビジネス雑誌などでいろいろと取りざたされているソフトバンクですが、
これだけ話題にのぼるのは、単に大儲けしたとかピークを過ぎて下り坂だとか、
もう先がないという噂だけではなく、孫正義氏の視点にこれまでにないビジョンがあったからです。
そのコアの部分を理解しないで、周辺の現象面だけを捉えていては、
2次加工、3次加工された役に立たない記事と同じになってしまいます。

ぼくが面白いと感じたその思想性、歴史観、組織論の要点だけを紹介します。
ソフトバンク、孫氏の成功、失敗にはさほど興味がないんです。
クリエイターとして、マーケティングの捉え方に参考になるところがあったということです。(過去形か)

ソフトバンクの方向性は、新しいコンツエルン、財閥をめざしてるみたいです。
CIを統一しないで多様な社名で、アメーバーのように増殖している。
その行き着く先がビル・ゲイツのような独占かどうかには、まったく興味がないけど、
(こういうことをはっきり言ってないと誤解を生むからね)
孫正義氏の経営手法、組織論は注目に価するほどのものといえます。
「生命の進化」を参考にしている組織を形成しています。

従来のピラミッド型ではなく、意図的に異種配合を行って新種の企業を誕生させる。
特異なもの同士がセックスして、新しいものが生まれる。
本部はコントロールを一切しないで、放任主義。
で、権限が本部に集中しないアメーバー状の組織を形成してるようです。
現実の関連企業ではいろいろな問題点、弱点があるようですが、
それでも画期的なことには変わりありません。
要は、現代に合ったカタチに組織を変革して運営しているということ。(好き嫌いは別にしてね)
これまでの経営者で、会社が勝手にバクテリアのように自己増殖するモデルを考えた人がいたでしょうか?
マニュアル形式のフランチャイズとも違う企業のカタチ。

これまでの財閥はひたすらピラミッド型組織を大きくする方向で進んできたけど、
にっちもさっちもいかなくなってきた。
で、彼はこれまでの財閥がどうゆうカタチで発展してきたかを調べ上げた。
1.人と物のトラフィックを確保。
  海運業、鉄道などで物資を大量に供給。
2.お金のトラフィックを確保。
  銀行、保険などの金融業の機能を提供。
3.全産業に拡大。
  二つの基本インフラを活用して、全産業を立ち上げる。

この手法をインターネット上で行っているのが、彼の基本戦略です。
ちなみに、インターネットの中で総合ポータルサイトが最重要になることを早くから予見し、
YAHOOが注目されるだいぶ前から筆頭株主となり押さえていたようです。

彼は人類の20万年の歴史をシンプルに3つのステージに分けています。
1.農耕社会
2.工業社会
3.情報社会

インターネットによる情報革命はそれほどの事だと言いたいのでしょう。
そして、現在の情報社会をさらに4つのステージに分類しています。
1.アナログのテクノロジー・・・・家電会社の時代
2.アナログのサービス・・・・・・NTT、放送局、新聞社の時代
3.デジタルのテクノロジー・・・・情報ツールの時代(マイクロソフト、インテル、オラクルなど)
4.デジタルのサービス・・・・・・これから!!

第1ステージから第2ステージへの潮流の法則を読んで、
現在の第3ステージから第4ステージへの潮流の予測しているわけです。
大企業でこの流れをよんで、時代と共に移行してきているのはソニーが好例です。
大所帯で変遷を遂げているのは珍しい方ですね。大企業ほど脱皮が難しい。
ソニーは現在第3ステージにいます。

これからは第4ステージのデジタルのサービスが急成長していくでしょう。
デジタルのコンテンツの時代が始まります。
これからは工場設備などの背負う物が少ない方が有利なわけです。
で、ソフトバンクはデジタル情報サービス産業で世界ナンバーワンになることをもくろんでいます。
この辺の概要が、彼にとって一番重要なコアとなっているといえます。

もし孫氏が倒れたとしても、彼の概念を吸収したあらたな人間が現れるでしょう。
しかもいいところを吸収して、ちょっと違うな、ちょっと古いな、ちょっと自分らしくないな、
というところは捨て去ったり変えたりして、さらに進化させていくことでしょう。
例えば、あの質の高いホット・ワイアードのサイトを運営しているのは、
渋谷のビットバレーの人々が中心ですから、
彼らはとっくにその概念を吸収しているでしょう。
渋谷のビットバレーがバブルであったとしても、
その1・2割の中から本物の新しい企業が新しいマーケットを生み出していくことでしょう。

孫氏の最大のむこうずねは「新しい財閥」という古い発想にあると思います。
ホントに新しい人間は、独占に走ったりはしない。
もしに独占に走って弊害だけが出てきたら、そのむこうずねをみんなで蹴ったぐりましょう。
これからは財閥なんかより、オープンでグローバルなネットワークを生かした
「SOHO」の方が「OSHO」に近いもんね。

いずれにしても、日本にもアウトサイダーのような変わり者やはみ出し者が
自由に活躍できる仕組みと土壌をつくらない限り、本物のパラダイムシフトは起きません。
失敗の中から成功が生まれる法則を取り入れて、
失敗しても許容されるベンチャーの環境を、
失敗がポジティブに評価される起業の土壌が必要なのです。

ついでに話を脱線させれば、年に1ヶ月間のバカンス制度が必要です。
「可処分時間」というやつです。
それを実施する企業には、政府が助成金を与える。
働きすぎの日本人に、ヨーロッパ並の休暇を。
これによりものすごい経済効果が上がります。
莫大な税金を使わなくても、発想を変えるだけで効果が現れます。
景気を回復させるのは、バカンスのひとつもあれば充分、かな。
なによりもゆっくりと休暇をとることでリフレッシュして、
疲れはてている日本人に新鮮なやる気が回復します。
人生がゲームであり、地域がステージであることをバカンスが気づかせてくれます。
「いやん、バカンス!」などと言っている場合ではありませんよ。


Yoshiro ( プランナー、 Art Energy 代表取締役)
2001-0710up
:関連記事:
ソフトバンクの経営戦略
戦略の基礎知識
戦略経営の四天王




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