オープンコミュニティ シリーズ2

オープンソースの革命

Okay

オープンソースの革命について書かれた文書は多いけど、エリック・が書いた4部作は読むに値する。その人の興味の範囲によって、特定の一部を読んでみても良い。コンピュータに興味のない人も読めるようになっている部分もある。一応、各部の始めのほうに目を通しておくことをお勧めします。

GNU自体は古くから、オープンソースをやっていたけれど、その開発方法は古くからの伝統的なやり方、閉じたチームでやっていました。この閉じたチームの事をエリックは「カテドラル(伽藍)」と呼びました。そこにリニックスがやって来たのです。リニックスは「そんなやり方でうまく行くはずのない」、「不特定多数のみんなでよってたかって造り上げる」やり方をしていました。それで、うまく行くだけではなくて。素晴らしいものを凄い早さで、凄い品質で造り上げて行ったのです。このやり方をエリックは「バザール」と呼びました。そして、どうしてバザール方式がうまく行くのかを、分析し自分でもバザール方式のプロジェクトをやってみました。そして、うまく行ったのです。

時間を作って他の本の数行の説明をここに書くつもりです。

分かると思いますが、バザール方式とはこのシリーズで言っている「オープン・コミュニティ」に他なりません。バザール方式では結果(ソフトウエア)だけではなく、過程(開発や議論)もオープンにやります。コミュニティでよってたかってやってしまいます。実際彼らは自分たちの事を「オープンソース・コミュニティ」と言っています。コミュニティと言っても、登録や会員リストはありません。漠然としたかたちで存在しています。

不思議なことに「オープンソース・コミュニティ」には「閉じた仕事をしている会社」も参加しています。一人の人間(法人)がオープンコミュニティとそうでないコミュニティの両方に同時に参加しながら、何の矛盾ももたらしません。誰もが、自分のしたい範囲で参加することで、誰もが何かを得たり、利益すら生み出してゆきます。「オープン・コミュニティ」は自由な資本主義の上にそれを巧みに利用しながら、お互いに利益を得ながら存在し、育っています。

オープンな製品は、誰もがそれをコピーできて、誰もがそれを自分の物として改造できて、なおかつ自分の改造を公開しなくてはいけなくて、どうして利益を生み出してゆくことが出来るのでしょうか?

それは、コピーできない物事が製品に伴って存在するし、オープンな製品の周りで宣伝活動をすることが出来るらです。コピーできない物事としてはサービスがあります。製品を特定の目的にサスタマイズするサービスです。カスタマイズした結果はコミュニティに戻されますが、それまで存在しなかったカスタマイズの過程に(何人の人が度のくらいの努力をして、結果からどのくらいの利益を得ることができるか)に対して利益を得、それを金銭等で、担当者をサポートするのです。

世界中のコンピュータメーカーの多くは今やオープン・ソフトウエア・コミュニティの重要なメンバーです。彼らは自分たちで自分たちだけのソフトウエアをサポートするよりも、ソフトウエアは共有して、コンピュータの自身を売ることや、サービスを提供することで成り立たせるほうがまともなんだと感じ始めています。

では、オープン・コミュニティの成り立ちについて見てみましょう。

コミュニケーションは大切なこと。それがコミュニティのほとんど全て