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粘土団子

Oh!Ah!Now! Wombat - 自由なバザール

> 地球緑化機構 | 印度サマサティ |

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緑化する粘土団子

http://home.hiroshima-u.ac.jp/kondotk/column010618.html からの引用です。

☆ 2001-07-24 ☆ 

「氏の経験的直感によれば、1万ha(一辺10kmの正方形の広さに相当)の緑があれば、雲が出て雨が降るそうである。だから、まず、裸地を緑で覆う必要がある。すなわち、草で一面を覆うのである。草は、深く下ろした根から地中の水分を地表に呼び寄せ、発散する。また、地表を覆い、水分の蒸発を抑える。こうして下から、雨が準備され、降った雨は草によって地表に保持される。環境が整えば、樹木は枯れずに成長する。 □粘土団子は、沙漠を緑で覆うのに、じつに効果的である。蒔かれた種は、粘土の〈甲羅〉に守れて、じっと待つ。時いたれば、種はまず地表との接点から少数精鋭の根を地中深く伸ばす。根が水を探り当てた後に、発芽し、地上部が成長する。草を生やすのが、広大な沙漠地帯であることを考えれば、粘土団子は、安上がりなうえに、効果的な方法であるように思える。」


日農ゼミ分科会 「沙漠緑化の可能性」

http://shibuya.cool.ne.jp/hajime3/nouzemi/saiten/2_zemi_d/sabaku_2.doc からの引用です

−「青の革命」で「黄色い大地を緑に」− なんてね    酪農学園大3年 弦巻 敦

(1)砂の砂漠じゃなくて水が少ないから沙漠

①さまざまな沙漠

沙漠には砂沙漠、土砂漠、石沙漠、岩沙漠、塩沙漠など様々な分類がある。

場所によって肥料分が豊富、地下水がある、昼夜の激しい温度差が果物の糖度を増す、光合成がすごい、など短所以外の長所もある。 →それぞれの地域にあった緑化方法。

②沙漠化

年間約600万ha(九州と四国を合わせた面積、日本の全耕地とほぼ同じ)

世界の全陸地の4分の1から5分の1は沙漠と乾燥地

降雨依存農地の47%、灌漑(水まき)農地の30%で土地の荒廃

③沙漠化の原因

A:気象変化(地球温暖化)、風食(飛砂)、水食(大雨による土壌流出)

B:過放牧(高い放牧密度→飼養頭数の適正化、遊牧民の定住化 )過開墾(人口過密)、森林伐採(燃料目的)塩類集積(不適切な水管理により土壌中の塩分、かんがい水の中の塩分が表面に浮き出る→素焼きの暗渠排水路、水で洗い流すリーチング) 

水不足(アメリカのオガララ帯水層。2020年までに耕地520万haのうち40%減少)

C:貧困、人口爆発(現在世界人口は約60億、2050年には90〜100億人)、戦争(管理が行き届かない)

 

(2)たとえば黄土高原

「九旱一水=10の年を数えれば、9年が日照りで1年が大水」

続けて起こる地震、冷害。100年に一度の災害が5年に一度起こる。

黄河の水不足による断流 1997年は226日も河口まで水が届かなかった。

枯れる、湧出量が8分の1に減る井戸水。もらい水に隣村まで行く。

1日バケツ2杯の水で一家4人と家畜 →水洗トイレ一回で10リットルの日本

「春の雨は油より貴重だ」

「文明の前には森があり、文明のあとには沙漠が残る」

「貧しい村の人ほど表情が豊かで、笑顔が素敵で、人間らしい」

(3)水があれば何とかなる所もある

①点滴栽培、

「ホースやパイプに等間隔に小さな穴をあけて特殊な減圧機構により減圧し、植物の根本に少量ずつポタポタと水を与える」

スプリンクラーの5分の1ほどの水量で栽培、余分な水もないため塩類集積防止、収量増。

点滴により水が届く狭い範囲にしか根が伸びないため樹木には不向き。

②保水剤(高分子吸水性樹脂)=紙オムツの原料

自重の数百倍の水を吸収する化学物質。砂との重量比0,1%で混合する。

保水、地温差緩和、収量増。均一混合が困難、保水剤の塊ができたりする。 

③集水灌漑(ウォーターハーベスティング)

沙漠での短期間に集中して降る大雨→流出水を集めて使う。

A:小集水域型(マイクロキャッチメント)集水灌漑 集水域が150m未満

B:迂回システム ワジ(枯れ河)にダムを造り、流出水を農地に導く。

 

④ストーンマルチ工法(砂礫マルチ)

人頭大の石を敷き詰め、石と石の間で植物を育てる。

昼夜の温度差による結露からの水分供給

地温の上昇を緩和→水分の保持、水分蒸発の減少→塩類集積の抑制

⑤その他

地下水路 山からの融雪水を運ぶ(カレーズ、カナート、フォガラ)、海水淡水化プラント(ソーラーシステム)、除湿器による霧からの集水など。

 

(4)木を植えれば森が雨を呼ぶのか

①植林

寒さや乾燥などの環境に強い木(マツ、ポプラなど)→その地に合った樹種の選択

食害防止のためある程度成長した苗を植える。

食害を受けにくいとげのあるサージや、根粒菌のつくマメ科のネイジョウなど様々な樹種の混植、密植。(GEN)

通気のため軽石や木炭くずを土に混ぜて植える。(GEN)

植物の養分吸収を活発にする菌根菌を利用する。(GEN)

②アグロフォレストリー(樹方格)

樹木と農作物あるいは家畜とを意図的に組み合わせた土地利用方法

ポプラ、ゴム、ナツメなど経済性の高い木の間に茶、麦、ダイズ、などの作物を育てる。

    * 樹方格方式の森林農場

格子状の防風林の帯を作り、中は固砂林30%、草地30%、農地30%になるようにする。

「森林が発散するテンペルガス等がエアロゾルに変わり、雨滴形勢の核となり、雨を呼ぶ。」

A:柵としての効果:遮光、遮熱、飛砂防止、防風 、地下水位下降(塩害防止)、節水

B:木の効果:食料、燃料、飼料の供給、建築材、間伐材収入

C:その他効果:落葉・鳥の糞による肥料化、鳥の食虫による害虫防除、微気象改良

③自然農法の粘土団子

野菜や果物、穀物などの何種類もの種子を混ぜた粘土で団子を作る。

粘土に鳥獣がいやがる薬草を混ぜる。その土地に適した種子が発芽する。

「地面が草で覆われると露が降り、それが水蒸気となって雲になり雨が降る。」

④遺伝子組み換え植物

植物の遺伝子の一部を他の植物の遺伝子に組み込むこと。

「つくば市の農水省国際農林水産研究センターでは、乾燥や塩、凍結などの劣悪環境に強い耐性をもつ植物を作り出し、稲や豆などへの応用も検討している。」日本農業新聞

遺伝子の使いまわし→沙漠で育つ稲ができれば沙漠で育つ麦もトウモロコシも

食品としての安全性、生態系への影響、モンサント社などのバイオメジャーによる権利の独占→監視体制の強化、これからの研究に期待

 

(5)最後にものを言うのは金だ

負の循環 貧困→人口増加→環境破壊→資源不足→貧困

①日本円の価値

中国山西省大同市「マツなどの山林樹種の苗木は1本1〜1.5円、果樹は30円」

「マツの造林ならヘクタール当たり2万円ほど」(GEN)

内蒙古のホルチン沙漠「森林農場方式ヘクタール当たり3〜5万円で緑化が可能」

日本の小さなNGOでも「地元では大きな事業に取り組むことができる」

②小学校付属果樹園(GEN)

果樹園(アンズなど)を作ってその収益で学校に行けない子供達を行かせる。

③ワーキングツアー(GENほか)

顔の見える協力関係のため、日本人ボランティアが植林に行く。1人20万円ほど。

「誰もが参加できる地球環境保全運動であり、浪費生活の見直し、価値観転換の充実人生への道だ」沙漠植林ボランティア協会

④ナショナルトラスト

「カササギの森」プラン(GEN)

1ha当たり5万円(労賃、苗木代、管理費など)で森を買う

協力者証と写真が送られ、現地に記念碑が建つ。結婚、誕生記念、企業PR。

⑤企業からの支援

A:ホンダ 「喜びの森計画」資金援助に加え、年二回の植林ツアーの組織。

B:イオングループ(ジャスコ) 環境保全活動を行うNGOに対して総額1億円の助成、北京市人民政府と共同で植樹祭を実施。

3年や5年などの期限があるところが多い。

⑥公的援助

郵政省国際ボランティア貯金、経団連自然保護基金など

日本政府とその外郭団体(環境庁)や民間財団などから

(6)おまけみたいなもの

①それ以外の技術

A:バイオガス

 家畜の糞尿を液肥とメタンガスにする→燃料問題 

B:草炭(ピートモス)

 草本科の植物遺体が腐植化を受けたもの(草の化石みたいなもの) 肥料成分、保水性、フミン酸

C:リモートセンシング

 人工衛星による観測。土壌診断、必要な水の量などを知る。

②本人もよくまとまっていない

「夢なきもの理想なし、理想なきもの目標なし、目標なきもの実行なし、実行なきもの成果なし、成果なきもの喜びなし」

現地のもので、現地の人たちが、現地のお金でやっていけること。

技術はたくさんある。金はない。僕たちは日本にいる。そもそもなぜ沙漠緑化が必要なのか。→みんなで考えよう。

※GEN=Green Earth Network:緑の地球ネットワーク

参考

「食糧と地球環境」 JAグループ環境推進協議会編 家の光協会 1999

「水不足が世界を脅かす」 サンドラ・ポステル 家の光協会 2000

「沙漠よ緑に蘇れ−ジブティ共和国十年の熱き戦い」高橋悟 東京農業大学出版会 2000

「砂漠緑化の最前線−調査・研究・技術」 真木太一 他 新日本出版社 1993

ほか

緑の地球ネットワーク http://member.nifety.ne.jp/gentree/index.html

沙漠植林ボランティア協会  http://www.kurikoma.or.jp/%7Eimamuraa/kinokai/sabaku/houkoku.html

沙漠緑化実践協会 http://www.sabakuryokuka.org/index.html

ホンダ http://www.honda.co.jp/activities/green.html

イオングループ http://www.jusco.co.jp/citizenship/2.html


Anadi (印度サマサティ)

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