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The Pagan Club

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2004-02-10 隠され人

_ 柳田邦生という民俗学者のお話で

山奥に住んでいた日本人が村落共同体で仲良く暮らしていたところに近代資本主義が入り込み、それに適応できなかった人は、ひとりひとり、村を離れ、人里のない、山の奥深くに孤独のままに分け入って、帰ってこないパターンが多々あったそうだ。なんだってこんな話をしているのかというと、まあ要するに、今聞いているのがピンク・フロイドの「サイラス・マイナー」なのだが、なんというか、その孤独のままに山の奥深くに分け入ってしまうような「心情」をこの曲に聞き取ってしまうのである。サイラス・マイナーというのはまだ読んでないのだが、古典的な文学作品らしく、おそらくはこうして、書いているような内容と通ずるテーマだと(勝手に)思い込んでいるが、なんといったらいいのかな。マヤ暦の話で「時間をはずした日」という言い方がみつかるが、それがなんのことだか良くわからないままに書くけど、ここにある「時間」というのは資本主義(というか近代)の時間感?であって、隠され人なんか出てこなかった古き良き(笑)村落共同体というのはずっと「時間をはずした日」であったような感触があるし、そもそもそれが本来の「時」のあり方だったのではないかみたいな。・・・ああ、そういえばフロイドを聞くたびに思い浮かべるテーマに「時間の流れかたが違う」というのがある。利巧主義的な考え方に毒されていない豊穣な時間という捉え方というか、いきなりだが、功利主義がエディプス主体に毒された(逆かな?)ものの見方だとして、ジュリア・クリステヴァいわく「エディプス主体の解体によってわれわれはポリフォニーな意味生成の喜びを復活させる」・・・思い出し書きなので正確じゃないと思うけど、まあとりあえず、構造主義以降の現代思想は、この場合の「なんだってあなたひとりぼっちで山奥いきますかあ?」的な感想しかもたらさない人間観の矮小さを見直し始めていて、今でもいる(!)未開民族ら、または過去のインディアンらが、まあ神話的時間と言ってもいいかな?、に在ったのではないかという視点を提供し、近代の時間感に疑問を呈していると思うのだ。というか、構造主義がなかったら、そのような「見直し」が行われることなかった、つまり・・・、え〜ん、話が犬が尻尾追いかけているような展開になってきてうまくマトまんないよう(泣)。まあ言いたいことはわかるっしょ?。ちなみにチャーリー・マクマーンは都会に住んでいるのではなく、未開民族、つまり(観光客相手の見世物ではない本物の)アボリジーニらと「ずっと」寝食を共にしているそうだ。それが彼の音楽に溢れる「土の匂い」の理由だろう。ついでに、現代思想というか、構造主義もフェミニズムもフランス出自の思想だが、ちょっと昔のフランス人観にあった「小粋で洗練された都会人」イメージとは違い、フランスが農耕民族のままに文化を洗練させてきたところに残された「土の匂い」がフランスには残っていると思うんだが、まあ、妄想かな?フランス人とつきあったことあるわけじゃなし。まあ逆に過去が分断された国家、たとえば、アメリカや日本がもっとも功利主義的な嫌らしさが前面にでてきているとも言えるわけで、まあ基本的に良くはないのだが、こういう本来の人間的豊穣さが「枯れた」国では、いきなりそれらに反旗を翻した突出した芸術的天才が出てくるので面白いちゃあ面白い。私には理解の及ばぬフランク・ザッパはともかく、ドアーズってアメリカのバンドなんだよな。まあジム・モリソン(ドアーズのリーダー)いわく、「俺は少年時代に交通事故にあったときにインディアンの霊が取りついてきたんだ」というのがあるけど、真のドアーズファンなら「さもありなん」と思えるマットー(?)な発言でしょう。けっしてカッコつけてそういう発言をしているのではないと思うが。ああ、いけね、段落つけんの忘れちゃった。せっちゃんごめんね。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

あまら [休みを 利用して 大阪から 着てくれた人がいた ぼくより 10歳ぐらい 上の人なんやけど 一日めは 少しきつかったけ..]

ルナっち [ああ、そういえば、土の匂いと前衛の融合という感覚が「原子心母」にあるなあ。ちょっとみつかりづらいかも知れないけど、元..]

あまら [うわっ なつかしい なまえ ジェネシスに はまっていた 時代もあった 送ってください。 ]


2005-02-10

_ フロイトの発見した無意識

が、フロイト自身が発見した当時の解釈でなんだかイラショナル(不または非合理)なものを押し込めておくまがまがしいホラー小屋じみたシロモノであるとされたのは、「誤解」であり、無意識のほうは整然としたものとしてある。これはつまり、意識と無意識の乖離の隙間にイラショナルなものが互いの「落差」上に現われているという構造を持つ。つまり、理性そのものは無意識と一体化しないところで有象無象のイラショナルなものを「起こして」しまうわけで、この場合、イラショナルなものは無意識と理性の間に吹きだまってしまうというのは、「(近代)理性」の側が「あまりあてになんないよね」なものであること意味する。なんか味気ない文章でワザと書いておいたが、これは色々と物事を解釈することへの大きなヒントになるだろうな、と思い書いてみまちた。例がたくさんありすぎて書ききれないのでひとまず筆を置く。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

セトゥ ["What's the bleep do we know?" を今日見たよ。 http://www.whatthe..]

ジョナー [おもしろそう。日本公開はいつになるんだろ。そうえいばさ、Setuちゃんのクイック・リリース(QR)も、無意識はクリア..]


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