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The Pagan Club

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2003-10-06 あの娘はヒップホップが嫌いだとさ [長年日記]

_ さて、

ご存知のようにラップは喋りを単純な繰り返し音楽に載せているだけであり、確かに、西洋和声音楽の流れからいくとおもしろくもなんともない。があっ!、キマってるとかキてるとか超クール、みたいな感覚からみるとこのジャンルにとくに傑出した作品が多い(みたい。あんまりたくさんは聞いてないので)。まあニューヨークサウスブロンクスという極悪な地から発祥した音楽スタイルであり、麻薬だの売春、人殺しだのといったダークサイド抜きには話せないのだが、実際問題として、彼らが絶えず「死」と隣り合わせな毎日であることがある種の「質」をこのジャンルにもたらしていることは否定できないだろう。まあ、あんまりいいたとえだとも思えないが、やくざに心底から惚れる女性はことのほか多い。

というか、一般的に「好き度」(?)からいくとやくざの男性はものすごく好かれるパターンがある。そのわけは、つまり、絶えず「ドンパチ」が起こりやすい環境にいて、いつも「死」を覚悟しているという状況が、そのやくざに、一般人とはかけはなれた「ふところの深さ」を身につけさせるのだ。ヒップホップのおもしろさはそれに通づるものがある。もしかすると、瞑想の技法としても良く知られる、絶えず死んでいく人をみつめていなさい、というようなこととも通づるコトなのかもしれない。エリザベス・E・キューブラー・ロスという癌のホスピスで著名な人が、深い瞑想体験者ではないと起こることのない事象をいろいろと体験し(天使や精霊を見たりしたそうです・笑)、合理主義者だったので受け入れがたかったのが、あるマスターに、あなたは死にいく人を見つめ続けていた、それは瞑想だったのですよ、とサジェストされたらしい。まあ、とはいうものの、やっぱりやくざはやくざで人道的に許しがたいことも平気でやるのでちょっとナニですけど。あとまあ、リスキースポーツといって、スキーやスカイダイビング、モータースポーツ等の一歩間違えると死ぬ危険のあるスポーツもまた、逆に生命の焔を燃やすような高揚感があるという説もある。ンー、あんまりこういうことは書きたくないのだが、われわれが存在している事象そのものが瞬間瞬間に生と死を行き来していることでもあるのだが(実際の物理的問題として)、まあとにかく、まったりとした日常しか知らない腐った中産階級には理解できないようなことだろうって、仕事ホサれた僻みかしらん?いや、結構大切なポイントをついてるぞ?(自分で言ってる・笑)。

_ ホームレスの人はなんであんなに汚いのか?

という問題がある。(日本では)水道なんか使いほうだいじゃん?なのになぜ?。本人の性格がだらしないからだというのはほぼ間違い。これはやくざがふところが深くなるのとはかなり違うが、それでも、ある種の極限的神経状態であり(今日にも飢えていたり、凍えたりして「死」の一歩手前に在るから)、彼らが求めているのは「体臭」なのだ。なぜならば、まあ、あっさり書くと「幼児退行」してて、赤ちゃんの時代、母親に抱かれて安心していたような状況、つまり体臭を嗅ぐと安らぐという哺乳類の神経回路にまで退行しているがため、彼らは体を不潔なままに保ってしまうらしい。しかし、やくざだのホームレスだのと暗い話題ですみませんなのだ。もしかするとちょっと欝なので考えることもそれっぽいのかも知れない(笑)。気を取り直してウォーターボーイズを聞くことにします。うーん、ウォーターボーイズを聞くと覚醒する神経回路ってなんだろう?いきなりだけど、この世のものではないかも知れない(爆)。She is everywhere and no place,The Church is not made by men

_ ロック歴(笑)

だがしかしなんだな、俺のロック歴(その時、その時に「最高だ!」と思っていた歴)の流れで、最初はビートルズに始まり、ピンク・フロイド、ストーンズ、ドアーズときて、最終型打ち止めロックアーティストとしてのウォーターボーイズがあるが、ビートルズからドアーズまではもう知らぬ人はいない大物ばっかだけど、なしてウォーターボーイズだけ知る人ぞ知るような地味系なのかね?。不思議。大物連中と「肩を並べてる」っつーの。ついでにシツこいけど、ロビン・ヒッチコックもシドバレットがリーダーのビートルズといったドエライとこにイったアーティストだけど、ほとんど知られてない。なんでかね?。ちなみにロビン、右手にバナナ、左手にオレンジ持って、町の中でイっちゃった(笑)目つきして不可解な動き(つまりパフォーマンスアート)して、偏狭そうなおばさんに文句言われても無視して続けているシーンがありましたが、名シーンでした。まあ、来日して、日本人インタビュアーがインタビューして、「やはりこの人は少しオカしいのかも知れない」とは皆が言うことではあります。ははは。天才は少しオカしいのが常態なのかも。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]
ルナっち (2003-10-06 20:17)

ハイ。実はギャングものと妖精譚を組み合わせた映画の脚本のアイディアが閃いている。両者を介するのが大麻の化身っつーノリ。さてとこれからハリウッドに交渉しにいくから通訳探さなきゃ(<気が早すぎ・笑)

sameera (2003-10-07 13:20)

ホームレスの「汚」説には諸説があるようだよ。マハ説もあるけど、あれを汚い、不潔と思う概念も実は何を基準にしているかは疑問。
話せば長くなるので、妊婦には過酷なのでまたの機会にするけれど、私も実はあまり体や髪を洗わない。
まぁ、毎日シャワーはするけれど汚れを落とす的な観点はあまりない。
妊娠してから何かで体を洗ったのは、たったの2、3回。
でも、お肌は絶好調で、むしろきれいともいわれる。。。
ちょっとホームレスとは違うけど、なかなか奥が深いんだなぁ。。。これが。

ルナっち (2003-10-07 16:20)

うん。なるほど。インドに行くと固定概念が粉砕(笑)されるというのは良く聞く話だけど、そういう意味じゃインドでのホームレス状態というのはまた違う様相があるんだろうなあ。まあ、ここで書きたかったのは、もうちょっと煮詰めて書こうと思ってたんだけど、やくざが[自立]的に動いて生命の危険にさらされて、フトコロが深くなるのと、西洋的な文化社会で、[退行]して生命の危険にさらされる場合、逆にフトコロが浅くなるというような対比関係を書いてみたかったの。ウィキペディアのロックのところでも書いたけど、父親喪失型ロックアーティストの卓越性と、同時に、いわゆるサイコパスもまた父親喪失型であることの対比とも絡めて。
ってオレって難しいこと考えてるのね。別に意図しているわけじゃないけど、そういう「場」にいるのかな。あと、サメーラの日記で婿入り賛成説あったじゃない?それって最高のアイディアだと思ったよ。つっこみが遅れたのでここで書くけど、フェミニズムと家族制度の問題って結論としては婿入り制がでてくるの。まあ、インディアンの社会ってずっとそうだったらしい。そのへんを噛み砕いて日記に載せていこうとたくらんでいるン。

sameera (2003-10-07 18:45)

あ、うんうん、るなっちの伝えようとしてることとまったく違う観点の話をしたのはわかってるよ。話の腰を曲げてしまったようで、ごめんごめん。
るなっちの日記って、そうやってある意味現実社会で起こってる現象と、その深層でうずまくあらゆるエナジーの関係性を理論的に定義してあってすごいね。
私なんて感覚的なことしか書けないからさ、こうやって言葉で表現できるってことと、しようって思えること自体に敬意を覚えるよぉ。
私にしてみればある意味、私の脳には今までなかった回路なものだから、まだ回路を開通させるのに時間がかかりそうだけど、何かニュアンスみたいなものは共感している気がする。
噛み砕いたやつ、かなり離乳食状態でお願いしたい。。。(汗)
ちなみに私の名前の発音はサミーラだ!!

ルナっち (2003-10-07 21:05)

そうそう、多分他の人にはまだ開かれてない「回路」みたいなのが、自分は言葉にして説明できる部分や体験があるな、というのがこのdiariy書いてる基本的動機。ディランの解釈だって、ああいう捉え方をしている文章を見たことがないので書いておきたくなるみたいな。まあ、本人(俺)至ってきままに書いてるので、敬意を表されちゃうとあわてちゃうぐらいなもん(笑)。いやあ、そろそろ「きまま」を止めて、シリアスに物事に取り組もうと思う。どうなることやら。

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