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The Pagan Club

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2004-04-01 近況 [長年日記]

_ 昨晩は

例のジャズ社長とひさしぶりにジャズバーに飲みにいく。こじんまりとしたいい店だ。「ちょっと音だそうか」とのこと。まあ、前やった客席とステージが別れているようなところではないが、一通りの楽器はそろっているので、ジャズの転調にはついていけないが、ブルース調の曲になったらここぞとばかりに(笑)、弾いてみる。まあ、「や、やるじゃん」「良かったよ〜」と常連にほめられるが、ほんとはもっとすごいんです(・・・)。

_ まあとにかく

どうもジャズ好きには高くかわれる。ジャズの人のような凝ったノートは弾いてなく、エリック・クラプトンスタイルのフツーのブルースギターなんだが、どうも、ほんとうに「アドリブ」で弾くのが受けているらしい。わかる人はわかるだろうけど、単にブルースギターといっても、日本人のプロでも良くあるパターンでリックス、つまり、スタンダードなフレーズを並べ立てるだけで、本当にアドリブするのではなく、リックスを並べているだけの、えっとだから、ほんとうにアドリブ(即興演奏)すれば自然に音楽的な山谷がでてくるようなセンスがなくて、部分部分は秀逸なフレーズを弾いてるのに、全体的には何も印象に残らないようなギタリストって多いと思う。わたしは部分部分が適当なんだが、全体的にはイケてるらしい。

_ 楽器って

普通、誰かの演奏や音楽聴いて感動し、「自分もああいうふうにできたらなあ」と憧れから入るパターンが多い(というか、好きでやってる人は全員そうか)。まあもちろん、僕もそうだったけど、例のソロが弾けたときの気持ちの入り込みかたって、「他のギタリストなんか関係ない、自分だけの弾き方をするんだ」という強い衝動が湧き上がってきて抑えようがない感じ?、というのが起きた。まあある種のエクスタティックな状態に入りこんだのだが、このときに驚いたことは、イっちゃってて(笑)、弾きまくっている自分と同時に、「え?なになに?」と別の自分が驚いて見ている状態だったのだ。まあもちろん、驚いているほうの自分が普段のエゴで、そのイっちゃっている内なる自分のようなものが「在る」のに気づいただけでも、衝撃的な体験だったなあ。言葉づらだけじゃ伝わらないようなところなんだけど、「証拠」(笑)として録音物残しておいて良かったよ。と、とりあえず、技術が不足してはいるけど、あれで技術がある程度クリアーしてたら、20世紀最後の天才ギタリスト現るとか評価されて、今頃は(以下略)、あ、いやいやそんな話じゃなくて、要するに、「本当の自分はなにが好きでなにがやりたくて、そして、なんのために生まれてきたのか?」ということを大切に考え(じゃなくて感じるか)ることが大事だと思フ。そして、「本当の自分とはなにか」ということを考えるということは、生まれてきて、すぐさま、両親や世界から植え付けられるある種の催眠状態から抜け出すということでもあるのだ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
ルナっち (2004-04-01 20:27)

この日記をお世話してくれているインド在住のSetuさんのこの日記がそういうことをよりわかりやすく正確に述べておられると思う。凄い文章だ。
http://now.ohah.net/setu/diary/20040326.html

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