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「彼女はハイになる」とボブ・ディランは、ビートルズの「Please Please me」の中の一節「She can't hide」を空耳アワーし、「She gets high」という歌詞に聞こえていたく感動し、ビートルズのファンになったという。ドアーズのどの曲か忘れたが、その曲でははっきりと「She gets high」という歌詞が歌われ、当時のアメリカ政府はその歌詞が麻薬摂取を思わせるからと放送禁止にした。映画12モンキーズに出ていた印象的なシーンに、気が立っているテロリストが唐突に通りかかったバリバリに仕事をこなしていそうなキャリアウーマン風の女性の腕をガシッと捕まえて「あんた、幸せかい?」と皮肉っぽく問いかけ、当の女性がテロリストを睨みつけるシーンがあった。なんだか例えが外国文化ばっかりでナショナリストの皆様にはごめんちゃいだが、まあとにかく、近代資本制の「世間」というものは人さまの「ハイ」を無意識的に抑圧にかかってやがんなあ、というのが私の印象論であり、もう古い話だが(今どうなってるのかな?)クリミナル・ジャスティス・ビルという「二人以上で踊っちゃダメ」法律がイギリスで可決され、ばかやろうとしか言いようがない。俺様の定義する「ハイ」は踊らずにはいられないという必要最低条件を付与するものであり、人さまのハイを勝手に法律作って抑圧すんなよと強く思う。あ、ちょっとクリミナル・ジャスティス・ビルまわりの状況報告しておかなくちゃ
このクリミナル・ジャスティス・ビルの成立には、それ以前のイギリスでのユース・カルチャーがあり、まあその法律直前にはもうレイヴに突入していたのだが、それ以前から、国家体制から離脱して、まあ日本でいうところのホームレスな人々が集まって(要するにジプシー状態)、焚き火の周りで踊る習慣を持ったレイヴ以前のトラヴェラーズというカルチャーシーンがあったのだ。音楽ではパンク以降レイヴ以前で、まあとにかく、当時の強烈な印象を残した写真に、モヒカンがりで紫に髪を染めたパンキッシュなトゲがたくさん突き出た皮ジャンの女の子が、トラヴェラーズサイドで、彼らを弾圧しようとしている警官たちに向かって、その警官のまん前につきすすみ、顔のまん前に中指を突き出していたのがあった。多分有名な写真なのでどっかのURLにも載っているはず。知ってる人教えてください。で、まあ、その写真を見た俺は彼女が現代のジャンヌ・ダルクかのように思えたというだけの個人的な印象論でした。かっこよかったです。
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うーん、今、ビートルズを聴き返しているが、どうも勘違いしてるな。ディランが気に入ったのは「抱きしめたい」のほうの「I can't hide」が「I get high」に聞こえたことのようだ。こんな勘違いしてる俺はもうだめぽ。