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20040225

一日中晴れ

けれど26日は曇る、そしてそのうちまた雨だ
と週間予報に出ていたので今のうちだ、と毛布とベッドパッドを洗った。

30を過ぎてからの一年はあっという間。
10代、20代の一日の数十倍、数百倍の密度を持つ毎日。
だから一日もあっという間。

今日は急ぎの用もないから、のんびりでいいや
と、とろとろ歩いてぽわぽわの梅の花がたわわに実る道を歩く。
夜気に漂う梅の香は大好物だから、もっと遅い時間に散歩に出たいな、と思ったら

すっかり毛布とパッドの事を忘れていたぞと気づき猛ダッシュ。

中学生の頃、陸上部の子より早く走る友人と痴漢に追われた時
彼女をはるか彼方に置いていくくらいの俊足を見せた事があるのだけれど
多分、その時と同じ位速く走ったと思う。
普段は早歩きはしても絶対走らないのに。

幸い、毛布もベッドパッドも夜気を吸ってはいなかった。
うちは洗剤を使わずに洗濯するから
お天気のよい日の洗濯物は一杯に風とお日様の匂いを吸う。
これで今夜はまた快適に眠れる。
ついでに幸い昔痛めた靭帯も痛み出さずに済んだ。

昨夜うさちゃんと話していた時、うさちゃんも今年三十代だという話になる。
もっと大人になっている筈だったのにねえ、と、うさちゃんも言っていた。

小さい頃は早く大人になりたかった。
大人でない事がどこか負い目に思えていた。

大人と呼ばれる年齢になっても大人であるとは言えないのだと知った。
それは今、負い目でもなんでもない。
大人になろうとはあまり思わないから。
もっと、自分で頷ける自分になろうとは思う。
もっと自分の生を楽しむ自分になりたいと思う。
その為に『大人』と呼ばれる部分を育てる事が必要なら
それも当たり前にやっていこうというだけの事だ。

ちょこちょこと私信を頂戴する。
その殆どは知り合って間がない方々や、
そうでなくてもこれから関係性を築いていく間柄の方々からだ。

その方々との間においても私は決して『大人』ではない。

人となんらかの関係を作っていく時、相互理解を進める時
相手やタイミングによっては特に意識せずすいすいと進む事もあるが
それでも思春期の頃と変わらず一歩一歩を大切に歩むしかない時も
なかなか通じ合わない時もある。
その辺はきっとまだまだヒヨコだ。
お尻にタマゴの殻をくっつけたまんまだ。

年を重ねてよかったと思うのはそういう場合に
犯人探しをしなくなった事や、まだ過程であると認識出来る事だ。

うさちゃんとの話にも出たのだが、基本的に焦りやせっかちさはそう功を奏する事はないと思う。

フットワークの良さや俊敏さは焦りやせっかちさとイコールで結ばれるという訳でもない。

謝られるのは苦手だね、とうさちゃんと話す。
日本語の不思議と日本人の不思議から起きる現象かも、とも思う。
すいません=謝罪、ではないこの国の言葉。
ごめんなさいもきっとそうなのだ。

それでも、ありがとうが多い方がいいよねえ、とうさちゃんに言うと
うさちゃんもそう思っているらしいと改めて感じるお返事がくる。

少し脳を休ませなきゃ、と思う。
紅茶を啜る時間に上手く脳がとろとろになるといい。


私信を下さっている方々へ。

少し脳を寝かせたいのでもう少々お待ち下さい。
不機嫌にもなっていないし、体調不良でもありませんので
どうぞご心配はなさいませんように。

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