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20040323

古い友人

の結婚が決まった。

以前に、自分の意思ではないものによって
結婚を決めて泣きを見た人なのであるが
今回はやっと互いの真情と意志によって決めたようで
とてもとても幸福そうだから、実に実に嬉しい。

私と話す事を『里帰り』なんて言う彼女なのだが
私もなんだか、やっと娘が善きパートナーを得て
独立してくれるような思いで彼女を見ていて
安心と喜びで胸が詰まるような気持ちになった。

それにしても、素敵な殿方といい恋愛をしてる女友達というのは
驚く程綺麗になるものだな、と改めてしみじみ。

もちろん、顔の造作が変わる訳ではない。

けれど人相は確実に変わる。
表情も驚く程に変わる。

そういう女友達を見ていると無条件に嬉しくなる。

周囲の女友達が皆そうなりますように。

だって、そうなると確実に心配事が増える事態が減るから。

上記の友人

は自分の意思で彼を愛している。

彼に愛される為ではなく
点数稼ぎをする為でもなく
彼の怒りを買わない為でもなく
(温和な男性だから、滅多な事じゃ怒らないが)
自分の意思で彼に食事を作る。
彼に電話をする。
彼に大好きだと伝える。

彼女は彼が全てではない。
彼が居なくともちゃんと生きていける。
同時に彼が居ても自分の事を疎かにはしない。
彼が居ようが居まいが彼女は自分をちゃんと守る。

彼女は彼に媚びない。
また、彼の論を理解する事はあっても
共感出来ない場合は首を縦に振らない。
つまり条件付で愛されてる訳でも
条件付でないと愛されないような自分でもないと
彼女自身がちゃんと知っているという事だ。

かつての彼女はその対極に居た。

自分の意思ではなく相手の意思に従い、振り回され
自分の感情と相手に感化されて生まれた感情の中で葛藤し
愛される為に自分を殺す事も
愛される為に自分を放り出す事もままあった。

その頃の彼女は可愛らしく、健気と言う事は出来ても
綺麗で、可愛い女性、とは言えなかった。

背筋を伸ばして恋をする彼女を
これからは沢山沢山誉める事が出来る。

お説教や苦言を呈するよりも誉めたり祝福したりする方が
私の側も幸せな気持ちになるというものだ。

これも彼女からの幸福のお裾分け。

ありがたさに心の中で手を合わせる。

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