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2008|04|07|
買い物がてらの散歩に出る。
とはいえ、割と早足で歩くので
傍から見ればあまり散歩らしくないようであるが。
冬物を仕舞う為にクリーニング屋さんに出しておいた服を取りに行く。
そして例の如くクリーニング屋さんの愛犬に飛びつかれる。
このクリーニング屋さん宅で飼われる犬はこの子で二代目だ。
初代の子も私が行く度に飛びつく子であった。
また、leelaセンサーでもつけているのか
私がお店の前を通りかかっただけでも即気づいて
ガラス戸の向こうから『寄っていけ』と大騒ぎする。
外ですれ違おうものなら、しばらく離してくれない。
なにより、自分の飼い主よりも私の言う事をよく聞く子であった。
初代から何か言い渡されてでもいるのだろうか。
二代目も全く同じ、いや、パワーアップしたとしか言えない位に
毎度毎度熱烈歓迎をしてくれる。
今日もコートの袖を『帰っちゃダメ』と咥えて引っ張られ
よだれをつけられたまま散歩続行。
気になっているDVDを見てみようとDVD屋さんに向かうと
悲鳴に近いような犬の声が聞こえてきた。
どう聞いても子犬か小型犬の声である。
怪我をしている子でもいるのかと足早に進むと
DVD屋さんの前でご主人待ちをしている犬の姿が見えた。
柴とシェパードのミックスらしい犬。
どう見ても生後6ヶ月程度。
なるほど。
心細くてご主人を呼んでいた声があの悲鳴なのか。
あまりにも心細げに泣くものだから
買い物を早々に済ませて20分ほどお付き合いした。
寄り添って甘えてくるので、ついこちらも撫でてしまう。
久々の子犬の毛の感触。
腰が砕けそうに可愛い。
掌を舐めながら母犬のお腹の下に入り込む時の仕草で甘えてくる。
ダメだ。眩暈がする程可愛い。
このままじゃ、この子のご主人が戻るまで前進も後退も出来ないではないか。
と思っていたら救いの神登場。
犬好きのご夫婦らしき方々が現れて、その子を構い始めた。
このチャンスを逃しては当分動けないので後ろ髪を引かれつつ前進。
目当てのビタミン剤が売り切れで残念。
食材を買い込んだら予想以上に重い。
ので、二つに分けて両腕に均等に負荷をかけつつ歩く。
桜の花が震えるようにほろほろと咲く夜なのに
妙に健康的に汗ばんでしまった。
今年は雅な春は味わえない気がする。
ゴールデンレトリバーの子犬がすれ違いざまにお愛想をふってくれる。
ミニチュアダックスが私に駆け寄ろうとしてご主人に静止される。
お行儀良く歩く秋田犬は用足しの場所を探してモジモジ。
帰ればにゃんこが仁王立ちで待ち構えていて
『さあ、かまえ!』と烈しくアピールする。
自分の弱点が動物である事は自覚していた。
そして自分が動物には烈しくモテる人間である事を再認識した。
ありがたいけれど
『大人の女と言える年齢で人間より動物にモテるのはどうかと思われる。』
という友人の言葉を思い出して少し反省。
烈しく腹筋してから寝よう。
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