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20040405

青いのに

薄墨をひいたような空である。

ほんの少しの日常的な疲労と
ゆっくりと呼吸をしたがっているような表情である。

もっともな事かもしれないと思う。

現代は年度というものを基準に生活する事の方が多いであろう。

だとしたら、年の初めは春。

春から始まって冬で終わる。
そしてまた春に始まる。

一年分の経験という財産と共に
一年分の疲労も抱えて新しい一年を始めるのだ。

再生や新生と同時に休息も必要な時期なのであろう。

夜の花は桜以外なら眠っているように見える。

夜桜は7日間だけ泣く蝉のように短い命を謳歌するのだろう。

この土地では初夏が訪れるのが早い。

溜息に埋もれがちな人が初夏までの短い時間の中で
もう少しゆっくりと呼吸をし目を閉じていられるように、と思う。

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