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まはのインド日誌

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2002-10-02 インドの家政婦さんがやってきた!

_ 今日は、家が気持ちいいです。実は、なんと、今日から、家政婦さんにきてもらっている!んです、はい。掃除と洗濯やってもらっちょる!ああ、なんという贅沢。申し訳ないです。日本なら、家政婦さんに掃除洗濯なんて、頼んでいるなんていったら、お金持ちくらい・・・・でも、ここはインド。だから、まはも家政婦さん・・・インドでは、家政婦さんをアヤさんといいます。綾じゃないです。アヤ・・・そういえば、日本から、〇〇アヤちゃんって方、いらして、みんなで、アヤ!なんて呼んでいたら、まわりのインド人の方々が不思議な目でみていた・・・・・

_ 家政婦さん、アヤさんの名前は、リリィさん。リアルインドで、リリィさんのお料理教室といえば、一時は、日本のみなさんもインド料理の参考にしたんでは!?などと思っているのですが、そのリリィおばさんが、毎日、マハの安アパートにやってきて、掃除、洗濯やってくれている。感動です。男やもめ状態で、部屋くしゃくしゃ・・・でも、リリィさんは、手際よく、ピッカピッカにして帰っていった。合掌です。


2002-10-04 わたしは木を植える・・・

_ アナディおじさん曰く

_ わたしは木を植える

ほかにすることはのこっていない

_ わたしは木と共に生きる

わたしは木と共に死ぬ

_ うううん、なんともいえない、言葉・・・


2002-10-10 イタリアマフィア、オリーブオイル、マリファナ

_ ママミーヤ

今日は、マナリに棲んでいるイタリア人のおじさん、パルマナンダさんがやってきた。彼は、リアルインドのページでも紹介したけど、オリジナルカリンバを制作している。これは、彼の楽しみ。一つ制作するのに、1週間〜10日もかかる代物。地球のそらのしたでのミーナさんもひとつ購入したが、そんなに制作日がかかるのに、この値段かと涙が出るようなプライスだった。

_ マナリ

それは、ともかく、彼がマナリの話をし始めた。ちょうどそのときは、夕食タイム。食卓には、インドでも珍しい!無農薬の野菜が並んでいた。

「そうなんだよ!昔はごく普通だったのに、いまでは、無農薬なんていうと、ありがたく、珍しいものになっちゃったよね!」

「パルマナンダさん:おー、ママミヤ、そうだよ!でもね、マナリにいてて、思うんだ。マナリはインド最大のリンゴの産地だけど、僕は、もうリンゴは食べたいとは思わなくなった。最近、この数年、とくに農薬がひどい。今年は、雨が少なかったので、農薬をまいても、雨であまり流されないために、リンゴ畑のリンゴは、真っ白だよ。見ていたら、そんなもの食う気がしない。農薬を食うようなもの・・・。これでどうなるかというと、リンゴが農薬で真っ白だから、赤味があんまりでないんだ。太陽の光に照らされると、赤く美味しそうになる。でもね、白くカバーされていると、リンゴの実に太陽が十分にあたらず、収穫しても、赤くない。そこで、収穫するときに、化学薬品で色をつけるのだ。」

そんな話をしていると、昔は、よかったってな話になった。

_ 「僕が子どものころはね、オリーブの季節になると、畑から、オリーブを収穫して、それを石の亀みたいなのに入れて、ロバでまわすんだ。すると、綺麗な薄緑をしたオリーブオイルがとれる。これ、最高。だけどね、店で売っているやつ、あれは、まったくの化学薬品だよ。あんなのは、子どものころのオリーブオイルと比べたら、オリーブオイルとは呼べないシロモノだよ」

_ 「えっ、そうなの!」

_ パルマナンダさん:

残念だけど、そうなんだ。味、こく、色が違うよ。化学処理で、飛躍的に生産性があがったけど、品質は、まったく別のものになってしまったといえるほど、違う。大量生産ってのは、よいが、すべてがすべてだめになる。

ああ、インドの昔のリンゴは、うん、ほんの数年前までは、ママミヤ、よかったよな。斑点があったり、形が不ぞろいだし、大きさも、何もかも素朴だった。でも、いまはDDTだよ。真っ白。雨がふれば綺麗になるけどさ、リンゴの木の下には、マリファナの草がたくさん生えていて、西洋の連中がそれを喜んで積んでは吸っているようだがね、あれは、DDTを吸うよなもんだと思う。笑えない・・・マリファナで思い出した。大麻というのは、とっても有用な植物だよ。去年だったかな、久しぶりに、イタリアに帰った。ちょっと最初は、びっくりしたよ。もうリラじゃなくて、ユーロになっていた。価値観がわからなかったけど、最初はね。そのとき、たまたま、テレビを見ていたら、ある科学者が、研究調査報告をしていて、マリファナは、癌の特効薬だという発表をしていた。いろいろな実験の研究発表だったんだけど、一時、話題をさらったが、あるとき、その科学者は、行方がわからなくなったよ。だいたい、マフィアにやられたんだろうと思う。イタリアでも、マリファナは禁止されているが、もし、そんな発表をされて、合法にでもなろうものなら、彼らのビジネスがあがってしまうだろう。だから、マリファナががんによいなどと発表されては、困るのよね。ダーティーで、非合法のほうがビジネスとして成り立つ。価格をいつもつりあげておくことができるからさ。

_ アムステルダムは、

昔から、マリファナが合法で、だから、アムスでは、マリファナの価格が安い。スイスでも、マリファナが合法化され、マリファナ畑がどーんと出来たね。ユーロでは、そういう方向だから、これは、困るのね、マフィアにしてみたら・・・。商売あがってしまう。だから、あの科学者は消されたんじゃないかな。

_ イタリアのマフィア・・・・

あはは、彼らのボスは、いまはアメリカにいるよ。ヒロインや覚せい剤でビックビジネスを展開しているはず。もともとのイタリアンマフィアの本場は、シシリー島だ。当時は、素朴なマフィアだったけどね。マフィアが店にやってきて、こういう。「お前の店を守ってやるから、守り賃をよこせ」ってな具合。もし払わなかったら、みせごとドカーンだ。まぁ、日本の「ヤクザ」ってとこじゃないのかな。いまは、マフィアは、イタリアの中央政界にいるよ。イタリアの政治家は、マフィアだってのは、周知の事実。基本的に、政治家なんてさ、マフィアだね。いまの首相のひとつ前と、その前の首相は、マフィアのドンだったのはよく知られている。何があったかというと、この首相のマフィアに、あるメディアと最高裁判事が挑戦したんだ。

こういった話は、イタリアの事情にくわしくないと、わからないかもしれないが、バチカンってあるよね。ここはローマの中にあるくせに、イタリアの司法権が及ばない、別国扱いになっている。ここに銀行があるんだけどさ、ここには、イタリアの警察権が及ばない。それで、マフィアたちが麻薬関係のマネーウォッシュに使うんだ。麻薬で稼いだ金は普通の銀行にいれられないから、バチカン銀行に入れる。まぁ、一時のスイス銀行みたいなものさ。犯罪系の金が集っているわけ。ここを通じて、国外の銀行に出して、そこから、白い金として使用するってことを、マスコミと判事が証明してしまい、それに加担していた前の首相は退陣しなくてはならなくなった。

_ でもね、知らぬ間に、その最高裁の判事も消えて、また、もとのもくあみさ。たぶん、消されたんだろう。そういう世界だよ。イタリアのマフィアのボスは、アメリカにいるといったけどさ、まぁ、早い話、中央政界にいるんじゃないの。連中は、マリファナやヒロインを違法にさせる。そうすると、彼らのビジネスが始まるんだ。合法になってしまったら、ビジネスができなくなってしまう。マリファナなんて、どこでも簡単に育つし、家庭菜園でもできる。そんなもの、誰でも簡単に育てるから、買う必要すらない。ほっておけば、どこでも自生するでしょ。それをビジネスにするには、まず、非合法にする。そのあと、あちこちに自生しているマリファナを刈り取る。勝手に育てられないようにする。そうして、商売がなりたつわけだ。片方で、禁止にしておいて、そして、裏では、自分たちで、どこか、南アメリカか、どっかで栽培させて、それを運び込み、マフィアたちを使って販売させて暴利をむさぼっている、そういう連中が中央政界を牛耳っていると思うよ、アメリカの。アメリカの商売ってのは、そんなんじゃないの?戦争だよ。武器を売って商売にする。方やテロリストに、武器を送りつづけ、そうして、そのテロにおびえる国に、武器を売りつづけたり、テロの恐怖を煽りながら、武器のコ国家支出を膨らませる。ブッシュが9.11のすぐあとにやったことは、アメリカの軍事支出の増額だったよね。

_ 僕はね、政治家なんて、マフィアと同じっていうか、そのものだと見ているよ。やっていることを見たら、たとえ民主主義とか、なんとか言っていようと、マフィアみたいなことをやっている。小さなマフィアのボスは、逮捕されたりして、投獄されるけどね、マフィアのボスはそんなことないね。前もあったけどさ、たまに、アメリカでも、マフィアのボスがヒロインなどの容疑で逮捕されるけどさ、これって、すごくポリティックだよ。マフィアも派閥があってね、派閥同士の争いに敗れると、買ったほうの系列の政治家が手を回すわけだよ。それで、見せしめに逮捕されるってこと。それだけだ。

_ マリファナが体に悪くて、よくないから、非合法、冗談じゃないよ。マリファナという植物は、人間に多いにやくにたつ。この植物は、生長も早く、繁殖力が強い。繊維が豊富で、素晴らしい服ができるし、これをパルプにしたら、新聞紙がたくさんできて、森林の伐採をかなり減らすこともできる。この繊維を固めて、木材のようにもできるし、この植物から採れる油には素晴らしい抗がん剤が含まれている。その他、大麻の活用方法はたくさんあると思うが、マフィアのビジネスのために、こんな有用な植物が封印されているのは、嘆かわしい限りだよ。

_ 僕はね、大麻を吸うってことに賛成も反対もしていない。それはアルコールと一緒だよ。べつにすいたかったら、すえばよいし、吸いたくなかったら、吸わなければいい。別に害のあるものではないことは、ヨーロッパの国々ですら、合法を打ち出しつつあることからも、わかるだろう。それが禁止されているのは、禁止されることで、マフィアたちのビジネスになるんだよ。それだけ。それを政治的にサポートしている連中は、マフィアか、マフィアとつるんでいるやつら以外のなにものでもないと思う。

_ インド

ああ、笑える話だけどね、いまの状況からするとさ。いまではインドも先進国並に、大麻は禁止!なんてやってるけどさ、まぁ、マフィアが手を回したんだと思うけどさ、僕が最初にインドにやってきたころは、政府直営の店で、ちゃんとマリファナが販売されていた。警察官もみなさんも、仲良くチャラスをやっていたわけだ。昔はものすごく安かったのにね、いまでは、めちゃ高価なものになってしまったし、取締りが厳しい。だからといって、大麻が消えはしない。消えるわけがない。同じやつらが片方で取り締り、片方で製造販売している。要は、価格を吊り上げ工作ってことじゃないのかな?そんなもんだよ、この世の中は。甘く見ないほうがよいと思う。この世の中をよく見れば、ちょっと頭のいい人間は、そういうことがわかるし、それを大声で、口にすれば、消されるね。


2002-10-11 イタリア人は、みんなマフィアだ!

_ イタリア人というもの

_ ねぇ、パルマさん、イタリアの政府がみんなマフィアって、それって本当に本当?

_ パルマナンダさん:あはは、もちろんさ!イタリアでは、みんな知っているよ、彼らがマフィアだってことは。内閣全員がマフィアさ。それで、みんながやつらは、国の金を着服している!って非難する。でも、その理由ってのが、イタリアらしい。国の金をお前らだけが着服しできるなんて、ずるい!ってのが理由。まぁ、俺にも着服させろ!ってなもんだ。これがイタリア人の心理だよ。マフィア心理っていったらいいか、深ーいところでは、みんなそう思っている。てめえらだけが着服でけるのは、許せん!

_ イタリアは、もともとパガンだった。パガンってのはね、無宗教。エンジョイライフ。この生を謳歌楽しむ。神も何も信じない。信じるのは、自分の楽しみ、喜び、この肉体だよ。ローマ帝国の時代は、完璧にパガン。彼らは人のものをぶんどっては、自分たちの生活を楽しんでいた。ローマに素晴らしい道が出来たよね。最初の舗装道路ってもの、これも、素早く移動できるために必要だった。よその国にいって、必要なものをぶんどるには、道がよくないとでけないのね。

_ イタリアでは、教会なんて、一生に一度いけばよいほうだ。一応キリスト教ってことになっているけど、根はごまかせない。誰も信じちゃいないよ。もともと、ユダヤ人だった、キリストを殺してしまったという罪悪感から、ローマ帝国のキングがキリスト教ってのを作ったんだしね、キリストが死んでから500年以上もしてからね。キリストが生きているころには、キリスト教なんてなかったし、キリスト自身も別にキリスト教徒じゃなかったし。そもそも彼はユダヤ人でしょ・・・。まさか、キリスト教がこんなに世界的に広がるなんて、彼は夢にも思わなかっただろう。彼は、ユダヤ人として生まれ、ユダヤ人として死んだ。あくまでも、ユダヤのメシア救世主のつもりだった。

_ イタリア人?僕は、大好きだ。自分も含めて、イタリア人たちがいると、深刻になれない。どんな深刻な事態でも、ジョークジョークの連発だ。途方もなく効率が悪いが、楽しむことだけは、人一倍大好きな民族だと思う。

_ 最近、日本人がイタリアにツアーにたくさんやってくる。みんな首からカメラを下げて、似たような格好をして、いっしょに歩いていく。たまたま、僕は、日本人の集団に出くわした。僕は、彼らのほうを見ていた。みんなして、イタリアの代表的な建築物を見上げていた。僕は、見上げてはいないよ。冗談じゃない、そんなにじっと見上げていたら、首が疲れるでしょ。僕は、その日本人たちを見ていた。なんとも不思議な光景だったが、ふっと横を見ると、イタリアの女性がゲラゲラと笑っている。その意味がすぐにわかって、僕も一緒に大笑いした。彼女は腹をかかえながら、「あんなに見上げていたら、首を骨折しちゃうに違いない!」ってなもんだ。一人が見上げているならまだしも、全員であんなに見上げているのを見ていると、笑えて仕方なかったね。

_ 僕はね、インドが大好きだ。理由は、イタリアととってもよく似ているところがある。どこにいっても、バクシーシ(賄賂)を払うと、ものごとはすんなりすすむ。これイタリアと一緒。あはは。駅で、切符を買おうとしても、なかなか買えないよね。インドもイタリアも同じ。でも、横からすっと、札を握らせると、OKってすんなりと予約席が買える。便利なものさ。でも、日本やドイツでは、そんな具合にはいかんでしょう。同じように、政府もマフィアみたいなもの。インドでも同じ。賄賂をやれば、自分の思ったようになるし、そういうところが実にインドとイタリアは同じなんだよ。

_ これって、ある意味では、よいことだと思う。なぜなら、政治家なんてのは、基本的に、マフィアだ。日本の政治家はそうは見えないかもしれないが、やっていることは、同じだよ。コソコソ、わからないようにやっているか、堂々と、やるか、の違いだけ。少なくとも、インドやイタリアでは、みんな堂々とやっている。だから、国民みんなも堂々とやる。これっていうのは、僕にしてみれば、より本当に近いと思う。人間の内側と外側は分裂していないよ。建前と本音っていうやつ。

_ ところが、僕には、ドイツやイギリス、そういう国はまったくあわない。インドやイタリアは素晴らしく居心地がよい。ケイオス(混乱)なんだよ、インドもイタリアも。だから、生活の保障や、社会保障はドイツやイギリスのようにはまったくないけど、このケイオスが気持ちを楽にさせる。ドイツやイギリスでは、生活保障が大変にしっかりしている。ドイツでは、収入の60%は税金だけど、保証がしっかりしている。だから、みんなすすんで支払うのだけど、イタリアで、そんな保証なんて、ぶんどりはするけど、誰も払いはしないね。誰も、誰かほかの人がやってくれることなど信用していなし、先のことのために、金を60%も払うなんてのは、もってのほか。金があれば、楽しもう!そういう世界。だから、保証もなにもないけど、管理や組織化がほとんど役にたたない社会なんだ。それだから、混乱しているが、この混乱のなかは、とっても居心地がよい。これがわかるためには、インドやイタリアでしばらく生活しないと、このことの意味がわからないと思う。