トップ <前日 翌日> 最新 編集

まはのインド日誌

1996|11|
2001|07|
2002|06|08|09|10|12|
2003|06|07|
2004|08|12|


2002-10-10 イタリアマフィア、オリーブオイル、マリファナ

_ ママミーヤ

今日は、マナリに棲んでいるイタリア人のおじさん、パルマナンダさんがやってきた。彼は、リアルインドのページでも紹介したけど、オリジナルカリンバを制作している。これは、彼の楽しみ。一つ制作するのに、1週間〜10日もかかる代物。地球のそらのしたでのミーナさんもひとつ購入したが、そんなに制作日がかかるのに、この値段かと涙が出るようなプライスだった。

_ マナリ

それは、ともかく、彼がマナリの話をし始めた。ちょうどそのときは、夕食タイム。食卓には、インドでも珍しい!無農薬の野菜が並んでいた。

「そうなんだよ!昔はごく普通だったのに、いまでは、無農薬なんていうと、ありがたく、珍しいものになっちゃったよね!」

「パルマナンダさん:おー、ママミヤ、そうだよ!でもね、マナリにいてて、思うんだ。マナリはインド最大のリンゴの産地だけど、僕は、もうリンゴは食べたいとは思わなくなった。最近、この数年、とくに農薬がひどい。今年は、雨が少なかったので、農薬をまいても、雨であまり流されないために、リンゴ畑のリンゴは、真っ白だよ。見ていたら、そんなもの食う気がしない。農薬を食うようなもの・・・。これでどうなるかというと、リンゴが農薬で真っ白だから、赤味があんまりでないんだ。太陽の光に照らされると、赤く美味しそうになる。でもね、白くカバーされていると、リンゴの実に太陽が十分にあたらず、収穫しても、赤くない。そこで、収穫するときに、化学薬品で色をつけるのだ。」

そんな話をしていると、昔は、よかったってな話になった。

_ 「僕が子どものころはね、オリーブの季節になると、畑から、オリーブを収穫して、それを石の亀みたいなのに入れて、ロバでまわすんだ。すると、綺麗な薄緑をしたオリーブオイルがとれる。これ、最高。だけどね、店で売っているやつ、あれは、まったくの化学薬品だよ。あんなのは、子どものころのオリーブオイルと比べたら、オリーブオイルとは呼べないシロモノだよ」

_ 「えっ、そうなの!」

_ パルマナンダさん:

残念だけど、そうなんだ。味、こく、色が違うよ。化学処理で、飛躍的に生産性があがったけど、品質は、まったく別のものになってしまったといえるほど、違う。大量生産ってのは、よいが、すべてがすべてだめになる。

ああ、インドの昔のリンゴは、うん、ほんの数年前までは、ママミヤ、よかったよな。斑点があったり、形が不ぞろいだし、大きさも、何もかも素朴だった。でも、いまはDDTだよ。真っ白。雨がふれば綺麗になるけどさ、リンゴの木の下には、マリファナの草がたくさん生えていて、西洋の連中がそれを喜んで積んでは吸っているようだがね、あれは、DDTを吸うよなもんだと思う。笑えない・・・マリファナで思い出した。大麻というのは、とっても有用な植物だよ。去年だったかな、久しぶりに、イタリアに帰った。ちょっと最初は、びっくりしたよ。もうリラじゃなくて、ユーロになっていた。価値観がわからなかったけど、最初はね。そのとき、たまたま、テレビを見ていたら、ある科学者が、研究調査報告をしていて、マリファナは、癌の特効薬だという発表をしていた。いろいろな実験の研究発表だったんだけど、一時、話題をさらったが、あるとき、その科学者は、行方がわからなくなったよ。だいたい、マフィアにやられたんだろうと思う。イタリアでも、マリファナは禁止されているが、もし、そんな発表をされて、合法にでもなろうものなら、彼らのビジネスがあがってしまうだろう。だから、マリファナががんによいなどと発表されては、困るのよね。ダーティーで、非合法のほうがビジネスとして成り立つ。価格をいつもつりあげておくことができるからさ。

_ アムステルダムは、

昔から、マリファナが合法で、だから、アムスでは、マリファナの価格が安い。スイスでも、マリファナが合法化され、マリファナ畑がどーんと出来たね。ユーロでは、そういう方向だから、これは、困るのね、マフィアにしてみたら・・・。商売あがってしまう。だから、あの科学者は消されたんじゃないかな。

_ イタリアのマフィア・・・・

あはは、彼らのボスは、いまはアメリカにいるよ。ヒロインや覚せい剤でビックビジネスを展開しているはず。もともとのイタリアンマフィアの本場は、シシリー島だ。当時は、素朴なマフィアだったけどね。マフィアが店にやってきて、こういう。「お前の店を守ってやるから、守り賃をよこせ」ってな具合。もし払わなかったら、みせごとドカーンだ。まぁ、日本の「ヤクザ」ってとこじゃないのかな。いまは、マフィアは、イタリアの中央政界にいるよ。イタリアの政治家は、マフィアだってのは、周知の事実。基本的に、政治家なんてさ、マフィアだね。いまの首相のひとつ前と、その前の首相は、マフィアのドンだったのはよく知られている。何があったかというと、この首相のマフィアに、あるメディアと最高裁判事が挑戦したんだ。

こういった話は、イタリアの事情にくわしくないと、わからないかもしれないが、バチカンってあるよね。ここはローマの中にあるくせに、イタリアの司法権が及ばない、別国扱いになっている。ここに銀行があるんだけどさ、ここには、イタリアの警察権が及ばない。それで、マフィアたちが麻薬関係のマネーウォッシュに使うんだ。麻薬で稼いだ金は普通の銀行にいれられないから、バチカン銀行に入れる。まぁ、一時のスイス銀行みたいなものさ。犯罪系の金が集っているわけ。ここを通じて、国外の銀行に出して、そこから、白い金として使用するってことを、マスコミと判事が証明してしまい、それに加担していた前の首相は退陣しなくてはならなくなった。

_ でもね、知らぬ間に、その最高裁の判事も消えて、また、もとのもくあみさ。たぶん、消されたんだろう。そういう世界だよ。イタリアのマフィアのボスは、アメリカにいるといったけどさ、まぁ、早い話、中央政界にいるんじゃないの。連中は、マリファナやヒロインを違法にさせる。そうすると、彼らのビジネスが始まるんだ。合法になってしまったら、ビジネスができなくなってしまう。マリファナなんて、どこでも簡単に育つし、家庭菜園でもできる。そんなもの、誰でも簡単に育てるから、買う必要すらない。ほっておけば、どこでも自生するでしょ。それをビジネスにするには、まず、非合法にする。そのあと、あちこちに自生しているマリファナを刈り取る。勝手に育てられないようにする。そうして、商売がなりたつわけだ。片方で、禁止にしておいて、そして、裏では、自分たちで、どこか、南アメリカか、どっかで栽培させて、それを運び込み、マフィアたちを使って販売させて暴利をむさぼっている、そういう連中が中央政界を牛耳っていると思うよ、アメリカの。アメリカの商売ってのは、そんなんじゃないの?戦争だよ。武器を売って商売にする。方やテロリストに、武器を送りつづけ、そうして、そのテロにおびえる国に、武器を売りつづけたり、テロの恐怖を煽りながら、武器のコ国家支出を膨らませる。ブッシュが9.11のすぐあとにやったことは、アメリカの軍事支出の増額だったよね。

_ 僕はね、政治家なんて、マフィアと同じっていうか、そのものだと見ているよ。やっていることを見たら、たとえ民主主義とか、なんとか言っていようと、マフィアみたいなことをやっている。小さなマフィアのボスは、逮捕されたりして、投獄されるけどね、マフィアのボスはそんなことないね。前もあったけどさ、たまに、アメリカでも、マフィアのボスがヒロインなどの容疑で逮捕されるけどさ、これって、すごくポリティックだよ。マフィアも派閥があってね、派閥同士の争いに敗れると、買ったほうの系列の政治家が手を回すわけだよ。それで、見せしめに逮捕されるってこと。それだけだ。

_ マリファナが体に悪くて、よくないから、非合法、冗談じゃないよ。マリファナという植物は、人間に多いにやくにたつ。この植物は、生長も早く、繁殖力が強い。繊維が豊富で、素晴らしい服ができるし、これをパルプにしたら、新聞紙がたくさんできて、森林の伐採をかなり減らすこともできる。この繊維を固めて、木材のようにもできるし、この植物から採れる油には素晴らしい抗がん剤が含まれている。その他、大麻の活用方法はたくさんあると思うが、マフィアのビジネスのために、こんな有用な植物が封印されているのは、嘆かわしい限りだよ。

_ 僕はね、大麻を吸うってことに賛成も反対もしていない。それはアルコールと一緒だよ。べつにすいたかったら、すえばよいし、吸いたくなかったら、吸わなければいい。別に害のあるものではないことは、ヨーロッパの国々ですら、合法を打ち出しつつあることからも、わかるだろう。それが禁止されているのは、禁止されることで、マフィアたちのビジネスになるんだよ。それだけ。それを政治的にサポートしている連中は、マフィアか、マフィアとつるんでいるやつら以外のなにものでもないと思う。

_ インド

ああ、笑える話だけどね、いまの状況からするとさ。いまではインドも先進国並に、大麻は禁止!なんてやってるけどさ、まぁ、マフィアが手を回したんだと思うけどさ、僕が最初にインドにやってきたころは、政府直営の店で、ちゃんとマリファナが販売されていた。警察官もみなさんも、仲良くチャラスをやっていたわけだ。昔はものすごく安かったのにね、いまでは、めちゃ高価なものになってしまったし、取締りが厳しい。だからといって、大麻が消えはしない。消えるわけがない。同じやつらが片方で取り締り、片方で製造販売している。要は、価格を吊り上げ工作ってことじゃないのかな?そんなもんだよ、この世の中は。甘く見ないほうがよいと思う。この世の中をよく見れば、ちょっと頭のいい人間は、そういうことがわかるし、それを大声で、口にすれば、消されるね。

ツッコミ・コメントがあればどうぞ! E-mailアドレスは公開されません。

お名前:  E-mail:

コメント: