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あとで写真をみてみると、やっぱりどれも悲しそうな顔で写っていました。いま、よくよく考えてみると、やっぱり彼は悲しかったんだと思います。お金をもらうためには、第一に粘り強く、しつこく迫らないといけない、次にニコニコしてないといけないんだなぁ……でもいざ、お金がもらえると、安心して本当の顔を見せるのね。彼はやっぱり子供なんだわ。本当はもっと遊んだり、楽しくしてたいんだね、他の子供のようにね。でも生きてくためには、彼の親たちがしてきたように、こうしてお布施をもらっていかねばならない……そう思うと、ちょっぴり悲しくなりました。インドには実にこういう物乞いの子供たちが多いのです。まだ、学校にも行かず、小さいころからコキ使われている子供のほうがましなのかもしれません。働けるというだけで…。 来世紀早々には10億人を突破すると言われている人口大国インド。正確な数は知りませんが、そしてたぶん誰も知らないでしょうが、物乞いの人口だけでも1億人くらいにはなるのではないかと思います。というのも、彼らは人間扱いされていませんから誰も数をかぞえたことがないんじゃないかな?ひょっとしたら、この10億人の数の計算のなかにすら含まれていないかもしれません。人口爆発と貧困、その矛盾が日ごとに深刻化するインド。この現状を見ると、本当に私の心が痛みます。
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さっきまであんなにニコニコしていたのに…なんだかとっても辛そうに見えるのは私だけでしょうか? |