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きれいに飾り付けられたガネーシャ神像

■年に一度、ガンパティ祭り
雨季も終わりに近づくと、マハラシュトラ州(ムンバイ旧ボンベイを首都とする州)ではガネーシャ祭りがやってくる。上の写真のように、ガネーシャとは、象の顔に人間の体をしている神様。ボンベイやプーナでは9月の満月の日に向けて2週間前から、延々と祭りが続く。なかでも、ガネーシャの行進は、まるで日本の沖縄のエイサー太鼓のようだった。ここは沖縄なのか、それともインドなのかと一瞬わからなくなってしまいました。アジアには共通のものがたくさんあります。よくよく気が付けば、インドから日本に渡ったものはたくさんあるんですね。

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■太鼓の音につられて外へ
太鼓の音につられて外へ出たら、そこで演舞が行われた。およそ20分くらい大太鼓と小太鼓のかけあいをやっていた。私はただただ唖然として見ていた。太鼓の音を聞いていると、内側の何かが刺激されるのね…カァーと熱くなって、そして恍惚としてしまいました。大太鼓は本当に大きくて、まるで日本の和太鼓のような音色。ひびくんです、体に…。

■ドンドンと大太鼓の音が鳴り響く
アパートのお部屋にいると、ものすごく大きな音がする。まるで大砲でも打っているかのように、あたりに鳴り響いている。インド人の友人のディプティに聞くと、あれはガンパティ、年に一度のガネーシャ祭りだと言う。彼女の子供たちもそそくさとアパートを出て、ガンパティ見物に行くのにつられて、私も外に出た。
すると、男達が整列して赤い大太鼓をドンドンと打ち鳴らしている。


旗持ち


■友人ダルマディープが教えてくれた祭りについて
ダルマディープ:もともと、この祭り自体の歴史は古いわけではない。もちろん、ガネーシャ信仰はインド何千年の歴史があるが、雨季の終わりの満月の一日前にガネーシャの川流し(プーナ)、ガネーシャの海流し(ボンベイ)として祭りのカタチが定まったのは、僅か百年足らずだ。
それはインドの植民地時代の終盤のころ。マハラシュトラ州のプーナは、インド独立運動の拠点になっていた。そのため、イギリスの監視がきびしく、独立の獅子たちは、公の場で会合をすることが許されなかった。
それで、考え出されたのがこの祭りで、インドの数千年のガネーシャ信仰の祭りを隠れみのとして利用して、その影でプーナやマハラシュトラ州の運動家たちが一同に会したのが始まりだ。そのなごりとして、いまでもこのガネーシャ祭りの大フェスティバルはインドのある政党が主催している。ただ、インドでは何でも祭りになり、いまでは、ガンパティ発祥の地プーナをはじめ、マハラシュトラ州の民衆のフェスティバルになっている。(したがって、マハラシュトラ州以外の地では、この祭りは現在はないといっていい。)
9月の満月の一日前(時として8月の満月の一日前のこともある)、ムンバイでは、巨大なガネーシャ象を海へ流す。大勢の人を集め、壮大に行われる。かたや、同じ日、ガンパティ発祥の地プーナでは、ガネーシャ象が川へ流される。プーナでのイベントはムンバイのような壮大さはないが、さまざまな文化イベントなどが催される。
実は、僕はもと政治の世界に関わっていて、それで、10年ほど前まで、この祭りのオーガナイズに深く関わっていた。この祭りを、インドの音楽や古典舞踊などの文化フェスティバルをやったんだ。



■耕運機に乗ったガネーシャ像
…ちょっと間抜けかも



■すご〜い迫力だった!





scince Aug.2000  


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