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久々お仕事が入り、朝早くアキさんは出かけてしまった。
スヤスヤ眠っている犬をみつめて、
「君は、ゴロー、ゴローって感じだ!」アキさんが決めた。
確かに私も、犬を飼うって打った時,「飼う」のところで何か胸に詰まるものがあった。
高校生の時、一度だけ動物園に行った。
檻に入れられてる動物達を見て、とてもかわいそうになってしまった。
おもいっきり、走らせてあげたいって思った。
その時、隣にいた友人が、
「動物達も檻の中から私達を見て、けっこう楽しんでいるのかもよ。人間ウォチング!」
彼女の言葉に、少しホッとして、緩んだのをおぼえてる。
それにしても、すごい稀有の人生、動生?だ。
遠い南の異国から日本に連れられてきちゃって。。。。。。
人間だって、拉致されてしまったり、
人間にも、動物にも、それそれの運命、人生ががあってそれを生きるしかないんだと思う。
変えられるものがあるとしたら、それは唯一意識だけなんじゃないだろうか。
起こることは、すべて決まっている。
存在の手の中。
起こることは変えられない。
でも、その起こることを静かにくつろいで見守ることだってできるんだ。
意識次第で。
私は今、人生に対してとても受身だと思う。
目の前にいる人、起こることに対して応答しているだけ。
もちろん、受けいれられずNOを言うことを含めて。
私は、どちらかというと動物は苦手な方だ。
自分ひとりだったら、絶対飼うことはなかったと思う。
すでに、家には一匹の野良猫のジョンが住みついてる。
ゴローがうちに来て、さすがにジョンは神経質になっている。
私がゴローを抱いて、ジョンに大丈夫だからねって伝える。
まだまだ距離はあるけど、昨日よりは随分いい感じ。
3人、いや3匹?で静かに同じ空間にいた。
ちょっとの時間だったんだけど、何だか、縁を感じてしまった。
ただ流れとともに。。。。