第17話 インドの雑貨屋でけなげに働く爽やかな少年達
少年たちは田舎から、お金で買われてきた--でも今日もキラキラと輝いて、眩しいくらい--

<声のメッセージ>
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インドには「ジェネショップ」と呼ばれているスーパーな雑貨屋さんがあるんだよね。もう〜とにかくその品揃えの豊富さにはびっくり。小さいスペ ースに、ものすごい数の品物が綺麗に陳列されていて、それはアートの域。驚きです。

そこで働いている仲良しの男の子がいるの。

彼は十歳。彼は田舎の貧しい家に生まれ、そのお店の店主が買ってきたの。
そのお店で一生働くことを条件に、彼の両親にまとまったお金が渡された。

もちろん、彼の住むところ食べ物は一生保証されて、少しのおこづかいはもらえるみたい…。その話を聞いただけで胸がキュンとするのだけど…彼の明るさ、爽やかさはほんとうに感動的です。

朝早く6時にお店がオープン。
神棚に御香をささげ、お祈りから一日が始まる。

その神聖な空間を邪魔しないよう、私はそれが終わるのを横で静かに待ってる。配達、お掃除、接客、きびきびと気持ちよく働く姿は、なんだか、キラキラして眩しいぐらいなんだよね。

ここが僕の一生の職場、神様が与えてくれた…そんな揺るぎのない信頼、覚悟が感じられる---。

インドのカースト制--難しいことはよくわからないけど、身分差別だか、区別だか、それがいいのか悪いのか、わからないけど、ときどき、インド人のバーンとした媚びない姿勢に感動することがある。

私はこれを生きる。靴屋は靴屋、乞食は乞食。ノーチョイスの強さ。受け入れることの強さ。左右に揺れないで、垂直にバーンとここにいる。ここし かない…

インドに暮らして6年。大変なこともいっぱいあった。泥棒に入られたり、病気になったり----空気も悪いし、お水も悪い。でもね、それを引き算し ても、私にとってインドは宝物の宝庫なんだよね。

インドから、インド人から学ぶこと、考えされられること、感動させられること、いっぱいいっぱいあるの。それをみんなに伝えていきたいな。


「インドおしゃれ良品店」・ナビーン

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