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ネパールの悲しいお話
王室内の母と息子の確執の果て



もう、すでに日本の新聞報道などでご存知かと思いますが…もうすでに忘れ去れてしまったかもしれませんが、さる6月1日、ネパール王室にて悲しい事件がありました。王子(将来の国王)が国王や王妃、さらに親族などを大量殺戮してしまいました。
じつは、当サイトに、ときどき登場するダルマディープは、ネパール王室と血縁があり、悲しいことに、彼のおじさんとおばさんも、今回の事件で亡くなりました。彼は、インドで敬愛する親族が亡くなったとき、とくに父親がなくなったときに、子どもが頭を剃ってしまうように、髭も頭も剃ることにしたよと言っていました。これは伝統だからということでなく、実に悲しくて、そうせざるを得ない気持ちだそうだ。

彼がそう言っていたとき、ふとインドの神秘化OSHOが、彼の子ども時代、父親があまりうるさく躾をしようとするので、そんな言い付けをしたら、どうなるか「あとで見ていなさい」と言うと、彼は近所のアヘン中毒の床屋に自分の頭を剃らせてしまったそうです。そうして、OSHOはつるつるの頭のまま、町中を歩き回り…すると、しばらくすると、町中の知り合いがOSHOの家に弔問に訪れた。父親が亡くなると子どもは頭を剃るということが、半ばしきたりのようにインドでは行われてきたからです。「このたびは、誠にゴシュウショウさまで…」朝から晩まで弔問にやってくる近所の人たちに、困惑しながら応対するOSHOの父親。以来、OSHOの父親は息子には一切の躾をしなくなったといいます。

その話は、またOSHOの本「ゴールデン・チャイルドフッド(黄金の子ども時代)」(OEJ刊行)をご覧いただくとして、ダルマディープが頭を剃るというのは、亡くなった叔父さんや叔母さんに対する気持ちがあまりに強いので、それを自分が吹っ切るためにもそうせざるを得ないとのこと。
ネパールはこの事件で、一時、国中が大混乱しました。あまりにもの強い衝撃だったのです。ダルマディープによると、亡くなった国王は国民から敬愛され、しかも、王子も同様に敬愛されていた…だから、「王子が大量に殺害をして、自ら果てたとは、絶対にそんな話は信じられない」「きっと誰かの陰謀に違いない」と、一時は暴動にまで発展しかかったのですが、その惨事を生き延びた4人の王族たちの証言により、それが事実であることがはっきりとしてきて、事態は沈静化に向かっている…ものの、やはり、今回の事件は、国民の間には、相当なショックを残していった。

事件の真相は、やはり、王子の結婚問題で、実は、王子には好きな人がいたのだが、しかし、王室にとって、結婚というのは半ば政略結婚のようなものだから、王子の好き勝手にさせるわけにはいかない。特に、彼の母親である王妃が、王子の結婚に介入していて、すでに彼の結婚相手を決めていた…。そして、6月1日の夜、そういう問題を親族が集まって話合いを行っていたというもの。王子の望む相手との結婚を許すべきか、あるいは…。そして、その話合いは、王妃(母親)と王子(息子)の言い合いに発展し、王妃が「部屋に下がりなさい!」と厳しく王子に命令。
一件、ここまでは、一昔前なら、日本にでもよくあったようなお話。後継ぎにはどの嫁をもらうか…それは本人の意志とはまったく関係のないところですすみ、実は、その後継ぎには好きな人がいて…明治時代の夏目漱石や森鴎外なら、こんな素材に飛びつきそう。伝統的なやり方と、現代的自我の目覚め…その確執。
ここまでは、よくありそうな話だが、そこから先が狂気の世界…息子は母親から「部屋に下がれ」と命令された後、再びアーミー服に身を固めて登場、マシンガンで親族を一斉射撃。まるでアメリカのような展開で、実に腑に落ちない、理解に苦しむ不可解な事件だった。