━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
インド伝統医学に学ぶ、
アユルヴェーダな生活。
6月15日
■■■特別号■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回号は、ちょっとしたアクシデントがあったため、『れたー
ふろむ・いんでぃあ』のみの特別配信号でお送りします。
なお、今回号の購読料は無料です。
********************************************************
◆◇『れたーふろむ・いんでぃあ』 Letter from India
私の住む、インドのカラディ村のコテージの入り口の階段のす
ぐ前に、お墓が二つあります。
ひとつは愛犬4匹のうちの一匹、雄犬チャンツーのもので、
もうひとつは同じく愛犬だった雌犬ミーラのものです。
チャンツーは、6月13日の金曜日の夕方、胃腸内に広がる細菌
による伝染性の病気で、血便を出しながら発作を起こして亡く
なりました。ミーラも同じ症状で、14日の夕方、点滴と注射を
うつために病院に向かい、着いてすぐに息をひきとりました。
チャンツーは生後約3ヶ月半、ミーラは2ヶ月半でした。
二匹とも、亡くなるほんの数日前までは元気一杯で、カラディ
の農場やその周りをかけずりまわっていました。
チャンツーはもともと胃腸が弱く、農場に引っ越す前はしょっ
ちゅう体を弱らせていたのですが、ここの農場に移ってからは
下痢はときどきしていたものの、はちきれんばかりの元気さで
した。亡くなる前日は、広い畑で一人、体をうずくませていて、
大好きなご飯の時間になってもコテージには現れなかったので、
畑にご飯をもっていって目の前に出したら、喜んで猛烈にご飯
を平らげました。体を弱らせていたものの、ご飯を食べてく
れたので、この時はさほど心配はしませんでした。
次の日、朝からだいぶ調子が悪く、ご飯を見せても全く興味を
示さなくなり、そちこちで嘔吐と血便を繰り返し始めました。
この日夕方、体を横たえて急に痙攣しはじめ、体をひくひくさ
せながら、最後の息をひきとりました。
ミーラは犬種的にも強い種類の犬らしく、病気になる気配など
まるでなく、いつも食欲旺盛で、名前を呼べばいつでも飛んで
やってきてピョンピョンとびついてきました。
チャンツーが亡くなった日から急激に弱り始め、この日は急い
で病院に連れて行き点滴と注射をうったものの、夜はずっと
椅子の上でうずくまり、体は弱っていく一方でした。
まったく、急な出来事でした。
二匹とも直前まで、本当に元気でした。
とても急な出来事に、ただただ、呆然として、そしてひたすら
泣くことしかできませんでした。
彼らとの関係は、「飼い主」対「犬」という関係ではなく、も
っと深い何かでした。
今年になってから、私の前には頻繁に「身近かなものの死」と
いう出来事が顔を出すようになりました。
3月には、日本で母が亡くなり、ほんの2週間程前には、飼っ
ていたニワトリが近所の犬にかみ殺され、そして今回です。
たくさんの苗木たちの育苗を頼んである育苗園の責任者である
友人も、ちょうど数日前に交通事故にあい、骨を二本おりまし
た。
「死」というものが、何かを私に教えたがっているようなので
すが、私は鈍感で、それが何なのかまだわかりません。
きっとわかるときが、今にくるのでしょう。
今はただ、「愛するものの死は、とても悲しい」ということし
か、わかりません。
********************************************************
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行者:むらかみみか
協力:地球緑化機構印度サマサティ
発行周期:隔週日曜
購読料:一月あたり\500
(購読は三ヶ月継続契約になります)
ご意見、お問い合わせ、購読のお申し込み:
samasati@aminet.or.jp
◎次回の配信は6月29日です。
◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎
皆様から頂いた
有料メルマガの購読料はすべて、
インドの乾いた土地を緑豊かにするために
使わせて頂きます。
◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎◆◇◎
小さな写真をクリックすると大きな写真が開きます。
チャンツー、
ミーラ、
有難う
アルバム目次へ