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インドの食事といえば誰もがインド人もびっくりのカレーライスを思い浮かべることでしょう。。。私の父もご多望にもれず、インド人はみんな素手でカレーを葉っぱのお皿で食べていると思い込んでいる。もちろん頭にはターバンを巻いていて、沐浴をしている。。。
そんな中で私たちが住んでいるマハラシュトラ州プーナ・コレガオンパークは海外からのトラベラーも多く、世界各国の料理がインド風アレンジで軒を並べている。しかし。この『インド風・・・』というのがポイント。インドでは外食はひとつのステイタスでもあり、油、そしてスパイスが多いのが高級なようで、私たち日本人にはちょっとばかしトゥーマッチ。胃が休まらないのね。。。 そんな中でもインドの家庭料理そのものを出してくれるのが、インド人庶民の味ライスプレート屋であります。なんとこのご時世の中。。。(どんなご時世かって言うと、そうですね、普通のレストランで普通に食べたら、ここプーナでは一人100ルピーくらいすることもあるな)、なんとここでは食べ放題30ルピー(1ルピー2.7円のレート換算で約80円)!!しかもライスとチャパティと日本でいうスープはダル、おかずは野菜たっぷりの炒め物、サブジといって2品、それに軽いサラダというか付け合せ、インド風ピクルスも食べ放題。家庭料理はあっさりとしていて、そんなに辛くもない。何杯食べても胃にくることもない。ランチタイム、ディナータイムには席が足りず、席待ちが列をなすほどの賑わいです。
ここコレガオンパークにはそんなお店が何件かありますが、今日は友達のラジューの店にやってきました。この店は昼も夜も大人気!席を確保するのも大変です。そんな時間の忙しい厨房をのぞくと、快く笑顔で撮影させてくれました。 この人がこの店のボスで私たちのお友達のラジュー。こんなにフレッシュな野菜をたくさんストックしてるんだ!と見せてくれました。
写真の奥にあるチャパティのタネをのばして、薄く、丸く。。。これが結構熟練の技。1日に何百枚のチャパティを彼は伸ばしては焼いている。
フライパンで焼くとふっくらとふくらんで中に空洞ができます。表面にかるく焦げ目をつけて、ギーを塗ります。その空洞を袋にして私はサブジを入れて食べるのが大好き!
プレートにサブジとダル、ライスをのせて、焼きたてのチャパティを別皿で。。。
名物お運びのハヌマン君(サルという意味らしい。。。)、写真に写りたくて仕方ないけど、働き者でよき気が利きます。
さて、今日のメニューはノーマルであっさりとしたダル(豆のスープカレー)と大好きなアロパラック(ほうれん草とジャガイモのカレー)ともう一つは小さい小指ほどのきゅりのような野菜などをいためたカレー。 焼きたてのチャパティは、なくなってもわんこそば状態でハヌマン君が持ってきてくれます。今日もさんざんおかわりしておなかいっぱいです。
そして、最後はお決まりのチャイ。ここでは1杯5ルピー(14円くらい)で。。。今日のフルコースに大満足です!
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その1 マンゴーはこう切る!!の巻 その2 リアルなインドの村の巻 その3 インドもののすすめ!の巻 その4 インドの庶民派安食堂の巻 |