前頭部は総白髪に近い サイドはかなり薄毛になり、地肌が見える でも、オイルマッサージ前はもっと薄かった

私の母は以前からカラダはいたって健康だというのに、なぜか頭皮だけがすごく弱く、ケミカルなヘアダイやパーマ剤などにはとっても敏感で、ちょっと液が1滴たれただけでも、そこからかぶれてしまうというほどでした。
髪質ももともと細く、すこしよじれて伸びるということを美容師さんに指摘されたことがあるらしく、髪にはあまり自信がないようです。そのためパーマはあきらめ、いつもお団子頭にして髪を小さくタイトにまとめ、今ではそれがトレードマークになるほどです。
若いときからポニーテールなどで前髪を引っ張ることが多く、地肌に負担をかけてきたから。。。と母は言いますが、ここ4,5年の前髪の薄くなりようは、家族としてはとても気の毒で、父もなんとか美しく見せようと通信販売などでいい白髪染めが出ているとよく購入して母に勧めていました。
しかし、前述したように母は肌がとても敏感で、ちょっとしたものではかぶれが酷くなり、色々試してみましたが続くもの、納得行くものが見つからず、半ばあきらめに入っていました。

●オイルマッサージで毛が生えてきた？

そんな時私がハーブに出会い、ヘナやベサンなどにこりだして、何の気なしに母にアムラオイルを手渡し、「インドではこれで毛が生えて人もいるんだってよ」って軽く言ったまま4ヶ月、すっかり私は忘れていたのですが、母が「最近なんだか前髪が生えてきたのよ」というので、私はあわてて母の前髪を見ると、なんと！うっすらとは言わず、かなりしっかりとした毛が長く伸びているではないですか。「どうしたの？」と私が聴くと「あのもらったオイルをしっかり塗ってマッサージして、2ヶ月くらいでなくなったからティルオイルで同じように続けたのよ」と答えました。
私はこんなに顕著に結果が出るものだろうか？と唖然としましたが、まだまだ完璧！とはいえない母の前頭部を見て、なんとかもっと若々しく美しくできないものか！と思い始めたのです。

それが髪にいいハーブにいたった根本の理由でもあるのです。どうやら、アーユルヴェーダ秘伝のオイルマッサージには恐るべき育毛、養毛、地肌ケアの秘密が隠されていそうです。

●まず美しくヘナカラーリング！

髪の毛を増やすとか、質を改善するというのはどうしても時間がかかります。そして元来、美容にあまり時間や手間をかけたくない母なので、オイルマッサージなどを自分で続けさせるには、もう一つ彼女のハートをつかみ、もっと美しく！という本人の意思をはっきりさせることが必要でした。
そこで、私はまず結果の早いヘナで前頭部の総白髪をきれいにそめてみよう！と思ったのです。

●ヘナカラーの定着に「酢」を使う！

ごらんの通り、前頭部はかなりの白髪。90％程度でしょうか。。。薄くなっているのと白髪が拍車をかけて地肌を目立たせます。。。
ヘナは紅茶の煮汁とシカカイパウダーエキスで溶き、オリーブオイルを大さじ1杯程度入れて、鉄鍋で3時間ほどねかせました。本来は10〜12時間がベストですが、時間の都合でそうしました。

塗る直前に湯煎したヘナにユーカリオイルと米酢を大さじ1.5杯ほどいれよくかき混ぜます。ヘナを前頭部を中心に地肌からしっかりと塗り込みました。そして3時、ラップとニットの帽子をかぶってもらい冷たくならないように待ちます。
左の写真はヘナを流して、インディゴを塗り始めてます。
すごくヘナオレンジが入ってるのがわかるでしょ？
父は傾向オレンジの髪に大笑い。。。

●マハさんよりコメント

あっ、はいはい・・・いや、一本取られました！すばらしい！何が素晴らしいって、最近、まはは育毛ごっこのお遊びに夢中・・・・そういう観点から、アムラオイルで、産毛が生えてきたとか、ティルオイルで産毛が生えてきたとか、そんなことが実際に起こった！ってのが、めっちゃ嬉しい！まはが思うに、育毛とは、二つの観点があるなーーーと思うね。たとえば、毛が抜けるってのは、おそらく、長年のヘアダイパーマシャプー石鹸など、いずれかによって悪い菌が地肌に繁殖、それで毛根を傷めた結果、白髪抜け毛に繋がっているってことも考えられる。そういう観点に搾って話すと（別の観点、栄養とかね、いろいろと要因ありますが・・）、二つのことがそこで必要。ひとつは、抗菌、もっと正確にいうと、よい菌に頭皮に繁殖してもらう、そのために、ベースとして、ヘアダイパーマはもちろん、シャンプーや石鹸も使わない、そんなハーブな方法で洗髪ヘアケアすることが出発点だと思う。そのときに、アムラ、オレンジピール、カチュールスガンディ、ジャスワンド、マカ、ニーム、などなどのハーブを使うといいんだと思う。アムラやオレンジピール、ジャスワンドには、ビタミンＣが多く、酸度があるために、頭皮にとってよい菌だけがすみやすいようなＰＨ値を提供するんでないかなーーと思うんです。ハーブなどでお手当すると同時に、弱りきった頭皮をすばやく回復させるために、栄養を与えてあげる必要があると思います。栄養、つまり、頭皮に済んでくれる微生物くんたちに、とびっきりの栄養をあたえると同時に、頭皮細胞にも栄養をあたえる、それがセサミオイルだと思うんです。やたらなごま油ではだめです。冷搾のもの。調理用として加熱処理した香り高いごま油には、栄養が破壊されていて没。最もよいのは、吸収浸透力がいいアーユルヴェーダ製セサミオイル、あるいは、それにアムラを煮込んだアムラヘアオイル、あるいは、ジャスワンドヘアオイルなどのオイルで、地肌をケアをすること。この二つのこと、お手当てと栄養、これで、大分に髪復活！！！抜け毛は止まるのか？再生するのか？って可能性があるかなーーーーーー？？？と思っていたら、嬉しい知らせ。サミーラさんのママさん。カミ（カム）バック！の兆候あり！！！嬉しいです。これからも育毛実験に邁進してもらいたい！！んであります。

そうそう、インディゴの染まりに、酢使われたことは、画期的じゃないでしょうか・・・当然ちゃ、当然かもしれないです。ただ、まは、酢、苦手なんです。いやね・・・話せば、辛い話なんっす。まは、大分、長いこと、石鹸酢で洗髪してました。頭から、酢の匂いがすると、その苦痛の記憶が蘇ってきて、がまんできない！！！　実は、みなさん、酢でやったり、バルサミでやったりして遊んでいるのは知っています。たぶん、いいだろうなぁ、レシピに入れたいなぁとは思いつつ、酢をヘナにまぜること、どうしても、どうしても・・・いまだできないの・・・あの石鹸酢の記憶が、なまなましくてね。だからさ、ハーブの洗髪で、快適になって、ほっとしましたよ。石鹸使っているみなさん、あるいは、石鹸に酢の組み合わせでやっている方、早めにおやめになって、ハーブな洗髪に切り替えてくださいよ！あれ、最悪・・・ちっともいいことないね。ハーブとオイルを使うと、やがてはメンテナンスフリーとまではいかないけど、髪に手間をかけずに、いつもよい感じってやってられるよっ！まじ！うそだと思ったら、試してご覧！ほんとだよ・・・だって、まは、みんながなんで、石鹸やシャンプー使うのか、まったく理解できないもん。いまでは、手を洗うのも、石鹸使えないよ。あれは、体に使うものでないことが身に染みてわかりました。

それにしても、お母さん、上手くそまったねーーーー。やっぱり、シカカイも鍵だけど、前日のハーブでオイルマッサージっての、これが決めてかもしれない。オイルを使うと、染が悪くなると思うかもしれないが、そうでないの・・・意外と向上することもある。ただし、オイルを使わないほうが染まることもある。これはね、むずかしいのよ。すべて髪質と髪の状態、これで、染まり方を読み、染め方を決めるの・・・一言で、このコツを口で説明するのはむずかしい。だから、遊ぶんだよ・・・楽しみながら、こうしたら、こうなった、ああしたら、こうなったって、そうしているうちに、体でコツがわかってくるんだ。

●母、満面の喜び！これからはナチュラルライフ！

こうして私の母は何十年の悩み、いやもう悩むのも止めてしまっていたトラブルから逃れ、一つ自分の美しさの扉を開きました。
今まで面倒くさがって、ハーブの配合など面倒くさいといっていたのが、「シャンプーは何をつかったらいいのかしら？あなたがインドにいったら誰がやってくれるの？」などというようになった。心なしか嬉しそうである。肌にはなんのトラブルも起こらず、ヘナ中も気持ちがよさそうだった。髪がきれいに染まり、大分髪のケアに意欲が湧いてきたみたい。作戦成功である！！

でも、私の中ではこれはまだ始まりにしかすぎません。これから前頭部の薄毛に取り組んだ行くための序章なのです。。。。
でも、私が思うに、母はケミカルをすこしやめればそれだけでも大分いろんな症状がストップ、もしくは改善されるように感じています。何かはじめるというよりは、まず悪いものを止めてみる。。。そんなことでもいいのかもしれません。
何度も繰り返し言っているのですが、私達は何かを補わなくては！！という脅迫観念のようなものに追われがちです。でも、私達は本来、そのままで充分美しいはずなんです。そのことを思い出させてくれる、サポートをしてくれるのが自然の恵み、同じ地球に生なすものたち、、、、なのかもしれません。

こうして、母子のハーバルライフが幕を開けるのでした。。。つづく


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