はっきりとは覚えていないが、ハグ（抱擁）をする女性のマスターがいるという話を聞いたことがある。確か、来日もしたんでないだろうか？カーストの上下をはばからず、すべての訪問者に抱擁する、そんな偉大なマザーの誕生日を祝う写真である。どうでしょう？インド的に宗教的な雰囲気が伝わってくる。日本では抹香臭いというのだろうか？でも、まははいつも思う。人間とは途方もなく宗教的な存在。昇る朝日を眺めるとき、ふっと畏怖の念にかられ、立ち止まって、ただただ、朝日を見てしまう・・・そう、拝みたくなるような気持ちだ。人間には、そんな本能のような感覚が身についていると思う。アメリカ原住民・・・アメリカ・インディアンと呼ばれている。インディアンとは、コロンブスがアメリカ大陸を発見？？？というか、アメリカ大陸に到達したときにここはインドと感違いして付けた名前。正確にはアメリカにもともと住んでいた人々・・・彼らにはとうの昔からアメリカは発見されていた・・・・。アメリカの原住民たちは自然と一体となり、宗教的な生活を送ってきた。ところが、現代の社会になると、この宗教の名はとんでもなく汚されてしまった。もはや宗教といえば、＝狂信的＝カルト＝テロ・・・そんなイメージが付きまとう。そういう意味の宗教では、現代人のもっぱらの宗教はお金だろう。