リアルインド |
リアルインド(プーナ・インド西部ボンベイ寄り)とノリコさん(プーリ・イ ンド東部カルカッタ寄り)のインド大陸を又にかけた夢、、リアルインドは、日 に日にやせこけるインドの地に木を植えるプロジェクトを計画しています。イン ドに木を植えるプロジェクトについては、これから少しづつおしらせしていきま すが、それも夢の途上。そして、インドの反対側で、LODGE安宿を建てたい という夢をかなえようとしている日本人とインド人の夫婦がいる。連載20回以上を予定する、安宿日記シリーズ、第一回。以降、安宿の建築状態を伝える写真など続々登場予定です。
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一昔前、薬師丸ひろこが歌ってヒットした"夢の途中"を口ずさみながら作業 現場を眺めていて、ふと、「今、夢の途中だよなぁ」と思った。私と夫が8年間 待ち望んだ"LODGE(安宿)の建設"が、ついに開始できたのである。
私が現在住んでいるのは、インド東部、オリッサ州のコナラク。コナラクは、 世界遺産に指定された"スーリヤ寺院"が見所の、静かで小さな観光地。私がこ の地を初めて訪れたのは1993年2月のこと。勤め先に無理言って4ヶ月の休 暇をもらい、インドをぶらぶらしにやって来た時に寄ったのであった。
カルカッタ→プリー→マドラス(チェンナイ)と時計回りに2ヶ月間ぶらつく つもりが、プリー滞在中、近隣の町コナラクで3日間のダンスフェスティバルが 催されることを知り、ちょっと寄り道のつもりでバスに乗ったのば運のつき(?) だった。バスを下車して、始めに出合ったのが現在の夫パーカス。コナラクが気 に入って、ついうっかり20日間ほど長居してしまった私は、その時に、スーリ ヤ寺院のガイドであるパーカスから「将来はコナラクの浜へ続く一本道の途中に 自分のLODGEを建てて、のんびりと暮らすんだ」と言う彼の夢を聞かされた。 この時点では、"パーカスくんの夢"でしかなかったLODGE経営である。が、 その後、私の2度目のコナラク訪問の際、運命のいたずらでパーカスと私は"め おと"となったために、"パーカスくんの夢"はそのまま"私の夢"となってし まった。
二人が夫婦になってまもなく10年目、私がコナラクへ引っ越して来てから今 月で9年目に入る。最初の1年花は、コナラクの安宿に間借りして暮らしつつ、 土地を買い、マイホームを建てた。その間、長男も生まれた。長男生後3ヶ月の 頃、完成したマイホームへ移り住み、LODGE建設に必要な土地を買い足して、 塀と門をしつらえた。
ここまではスムーズだった。けれど、いざLODGE建設となると、諸々の事 情が重なり、取り掛かりが遅れに遅れ、今年2002年5月、もうほとんどあき らめのついた今になって、ようやく建設作業を開始するに至ったのである。
そこで、自分のLODGEができあがるさまをリポートして、皆さまに語法奥 することを私は思いついた。なぜご報告したいかと言うと、待ち時間が長かった だけに、夢の途中にさしかかったことがうれしくてたまらないのだ。それにリア ルインドの読者諸氏の中には、インドに自分の家や商売用の建物を設けてみたい と考えてある方がいらっしゃるかもしれない。私の建設日記では、ほとんど参考 にならないかと思うけれど(しかもLODGEが完成するか否かもさだかでない ときている)、こんなパターンもあるのだなと、楽しくも読んでいただければ幸 いである。
今後、建設作業の続く限り、月々、"リアルインド"へ投稿させていただく予 定です。よろしくおつきあいください。編集の皆さまもよろしくお願いします。
パート1 |
1 プロローグ 2 安宿のつもりが中級ホテルの設計図・・・5月9日〜5月12日 3 5月13日〜6月6日 |
パート2 |
1 6月7日〜6月30日 2 7月7日〜7月8日 3 今月のオマケ ナヤックさんちのこぼれ話 |
パート3 |
1 7月8日〜8月8日 2 今月のオマケ ナヤックさんちのこぼれ話 |
パート4 |
1 8月10日〜9月13日 安宿ピンチ!ノリコとパーカスの夢"は途中のままで、消滅してしまうのだろうか? |
番外編 |
ナヤックさんちのこぼれ話し |
番外編 |
沐浴に行こう!! |
番外編 |
ソニ・メーラNEW! |
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残念ながら、ノリコさんにはパソコンはありません。使いたくても、ひどいパソコン音痴なんだそうです。それでも、日本の皆さんに発信したい!という希望を、かなえるべく、インドのコナラクより原稿をインドのプーナまで郵送、そこで、かちゃかちゃと原稿おこしをし、このページができあがっているというわけです。リアルインドでは、インドで、何か夢をかなえたい!何かやりたいって皆さんのご連絡を待っています!
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