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水汚染の止めるには微生物有効利用が鍵



このまま水の汚染を続けると、安全な水が入手困難になる健康が失われ、文明社会が失われかねない。だから、我々は水を汚す暮らしをやめなければならない。さて、どうしたら水の汚染を止められるか、そのひとつの答えが微生物にある。





水不足の時代




このまま水の汚染を続けると、安全な水が入手困難になる健康が失われ、文明社会が失われかねない。天水はすでに地球規模で汚れている。水道水には塩素が入れられ、塩素で死なない原虫が繁殖したりしている。森林が減り、砂漠が大都市近郊にまで押し寄せてきている。井戸水の汲み上げで地下水位がさがり、井戸が枯れ始めている。農薬は河川・湖沼に流入し、土壌から地下に浸透している。一部は蒸発して雨に混じって降り注いでいる。

安全な水は年々入手困難になってきている。飲む水が汚れれば、私達の身体もよごれ、生まれてくる子供に影響する人類の種としての繁殖力は急速に低下している。

日本は降水量が世界平均の2倍ぐらいで恵まれた水資源大国であるが、人口密度も高く、天然の浄化装置である森林も一人あたりの面積は21aぐらいと多いわけではない。むしろ工業国として汚染は激しく、化学物質の使用量も多い。汚染により飲める水が入手困難になる可能性は十分にある。




汚すのを止めることが第一




水を汚す暮らしをやめなければならない。「地球のひみつ」という絵本を書いた坪田愛華ちゃんもいっているが、皆が私一人ぐらい汚してもかまわないと思って行動したら地球はいっぺんでダメになる。

浄化槽を使っているからとか、下水道に流しているからでは解決になっていないことを知ろう。政府が認可している浄化槽の処理水の合格基準はBODが20PPM、透明度30cmだ。下水道が普及しても環境の汚染は止まっていない。

洗濯で合成洗剤、漂白剤をたっぷりつかい、お風呂ではシャンプー・リンスをたっぷり使い、トイレはブルーレット、掃除はマジックリン、台所ではママクリン。そうしておいて使った水は下水道に流し、後は知りません。自分と自然の間に浄化槽や下水処理場があることで、自分は水を汚していないというのは錯覚だと気づきたい。

まずは水を出来るだけ汚さないことだ。汚せば、それを浄化するのは大事だ。それより汚さないことの方がはるかに楽。それによって水を使うときに多少不便になるかもしれないが、全体でみたときは、汚さないことの方がはるかに合理的だ。合理的に見はじめれば皆そのことに気づく。

良い水道原水を手に入れるため、大阪市は上流にある下水処理場に援助金をだすようになってきている。東京は水源の山梨の山林を水源保養地として入手し、自然の豊さを維持している。

汚れた水を浄化していたのでは、追いつかなくなるばかりだ。そこで汚染源から放流される前に浄化することを考え、汚染することそのものを止めることを考えよう。




汚れは帰ってくる




周りを汚せばそれが自分に跳ね返ってくる。この理解は、運命を決するものになる。平気で他を汚し続けてきた人類の行きついたところが現在だ。

それを見るか見ないか、見なければ、汚した自然が巡りめぐって自分に影響を与え、健康で幸せな生活は失われていく。見ればその悪循環を断ち切ることが出来る。

伝統的な東洋の教えは、自他は一如、我と汝は無く本来不二であるとしている。これがただの言葉ではなく、ただの知識ではなく実感して生きられるかどうか?




何処で浄水をするか




まだ誰も住んだことの無い、美しい水と緑の豊な地にあなたが家を建て移り住むことになったことを想像していただきたい。鹿や野ウサギ、リスが姿を見せ、鳥が飛び交い、足元には瑞々しい野草が可憐な花をつけ、蝶や蜂を招き寄せている、、

そんな場所に暮らせることになった。あなた生活に必要な水は近くのせせらぎから引けばよいだが、使った後の汚した水はどうしよう?

清らかな自然の中に暮らすことになったら、あなたはそこを自分の生活雑排水で汚したと思うだろうか?

きっと、なるべく水を汚すようなことはしたくないだろう。それから出来ることなら、使った水をきれいにして自然の中へ放流したいと思うだろう、もし可能ならば。

この「可能」には浄化設備の性能や維持の簡単さ、余分な動力、音、臭い、法律と、それらを可能にする金銭的負担といったあらゆることが含まれる。こうしたことは、これまではたいていの人には可能でないと思われてきたが、現代人は豊かになり、技術、道具を入手出来るようになってきている。

使おうとする水を浄化することと、使った水を浄化することをなるべく近い場所、家で行おう周りを害さないためには、使った水をまたすぐに使えるくらい、きれいにして自然へ返すことだ。

もし家で水を浄化できれば、ダム、堰、(大規模)上水道、下水道は、最小限の設備で済む様になり、自然の再生に繋がる大掛かりな自然の破壊を止められる。

家で水を浄化するのは既存の技術で可能であるその中心部分は、昔から知られている微生物の棲み付いた砂層に水を通過させること、ろ過である。

この生物ろ過は、汚れを漉し取るのではない。砂粒と砂粒の隙間の大きさより、そこに流れ込む浮遊物の大きさがはるかに小さいことを考えれば、それは一目瞭然だ。




政治的な問題




技術があっても、家で水を浄化するにはまだいろいろ問題がある。その一つは法律による規制だ。汚れた水を勝手に排出させないようにいろいろな規制があるが、それが却って邪魔になるケースがある。本来不必要なお金が掛かるケースがある。

このため、単純に家の敷地内に土を掘り、浄化槽を作ればいいということにならない。

それから上水道の事業を行っている当局も、下水道当局も、かつての国鉄のような借金漬けの状態であり、勝手に浄化槽を作って、上下水道の利用をやめられると、経営が成り立たなくなる。上水道では11兆円、下水道では23兆円ほどの借り入れがある。

ということは、もし家庭で水の再利用が出来るような浄化装置が簡単に作れたとしても、それを認可はさせないだろうと予想できる。





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