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WELCOME TO INDIA! インドへようこそ!

ガンガで沐浴…

Q:噂では、君たちは、ヴァナラシのガンガに行って、ひどい目にあったとか?二人ともお尻から火が噴いて、すごいことになったらしいけど…?
ある:うん、大変だったんだ。放射能だらけで、チェルノブイリみたいになっちゃった…僕たちが沐浴に行ったのが、マルカルニカという、ちょっと舌を噛みそうな名前の火葬場のすぐそばなんだけど…アッシーガートというところ。静かなところで、また、そこの宿の主人が親切だったんで、そこの泊まった。このあたりは、ガート(沐浴場)だらけなんだけど、乾期なら、ガートからガートへ川岸をずっと歩いていける。ただ、雨季は増水して無理だけどね。

ガンガは人肌で、入りやすかった

そのアッシーガートで、連れが「沐浴しようや」と…インドの人たちは、そこでみな沐浴している。そこには真茶色の水がよどんでいる。二人で、パンツ一丁になって、入った。そうしたら、生ぬるい。連れはガンガの水は冷たいと本で読んでいたので、あれっという感じで、すぅーと入っていける。人肌の温度で、すごく入りやすいなぁと思いながら、ジャブジャブとやっていた。7回浮いて沈んでをするといいというんで…いい数字は3と5と7だという。七五三みたいだけど。いっぺん、ガンガで沐浴すると、カルマが全部流れてしまうんだって、もろとも、うんこもろとも…

沐浴していると、なんだかウンコ臭い!
荷物が心配だから、片方が、荷物の番をして、二人で、変わり番こで入ったんだけど、そのうちに雨がザッーと降って来た。「どうする?もう帰るか?」という話しになったんだけど、いま、四回めが終わったところ…だから、俺はあと一回やって五回にするよと、僕は また、ガンガに入っていった。途端に、雨が強くなって、体に打ち付ける雨が冷たいし、痛い。中のほうが温かい。そのとき、僕はガンガの少し沖に出ていて、頭を川の中に沈めたりしていたんだけど、なんだか、ものすごく臭い。うんこの臭いやら、なんとも臭い!よーく見るとね、動物や人間の排泄物らしきものがあたりじゅうにプカプカと浮いている!

雨が大量のウンコを運んできた!…だけどインド人たちは何食わぬ顔
僕が沐浴していたガンガのすぐ脇に排水溝があって、そこからドドッ〜と雨水が牛の糞やら人間の糞やら、街中のごみを運んできたんだ。僕はぜ〜んぶそれをかぶっていた!でも、そのとき、すぐ近くにいたインド人たちは、何食わぬ顔をして行水している。彼らには、雨でたくさん糞が流れてこようが、まったく関係ない様子で、ガートで石鹸で、体をゴシゴシとやっている!ジャバージャバーとやっている。普通の感覚だったら、「何にこれっ!」って驚いて退散しちゃうだろけど、彼らは全く動じないで、自分のやることをやっている。たとえ、そこに大量のウンコがぷかぷかとやってこようがね…。

以来、連れは下痢の毎日…えらいカルマ落としになったものだ
僕は慌てて、ガンガからあがると、連れに「おい、帰ろう!」とそそくさと退散した。あとで、連れに「おい、ガンガはどうだったか?」と聞いたんだけど、彼は結構冷静で、「うん、やっぱりガンガはすごい!すぅーと入れた…こんなに入りやすい川はないな」と感激していた。だけど、「でも、ワシは、入ったとき、鼻から水を飲んじゃった…」
それから、連れは、ひどい下痢に襲われて、えらい長いこと続いていたんだ。僕はというと、僕は、この日に備えて日本のEM菌を飲みつづけていたんで、そのときはしばらくは、大丈夫だったが…。



その2:バングラッシィーの巻

かけつけ三杯のバングラッシー
 僕はそのときは、下痢をしなかった。何しろ、EM菌を飲みつづけていたか らね。ヴァラナシすぎて、サルナート行って帰ってきた。そうして僕らはバン グラッシーというのを飲んだんだ。ヴァナラシにはバングラッシーで有名な店 が2軒ほどあって、ちゃんとしたラッシーも出すんだけど…。入ると、インド 人がひゃーとやってきて、「なんたらかんたら!」とヒンディー語で言って、 緑色の液体を、グぃーと飲んで、ふぃっと出て行ってしまう。まるでかけつけ 三杯みたいな感じ。僕は前に飲んだことあるから、大体どうなるか知っていた ので、アバドに、「飲んだら、こうなっちゃうよ」って、あらかじめ説明して いた。

 でも、アバドは、先ほどの威勢のいいインド人が駆けつけ三杯みたいに飲ん でいた様子を見ていたので、「ううん、いい感じ」なんて言っている。
「ぐっといこうぜ…」
それで、二人でもって、ぐぃーと…。
「おい、意外とうまいやないの…俺は、もっと臭いもんかと思っていたよ」
それで、グイグイってね…。

 二人で、勢いよくバングラッシーを飲み干して、ガートのほうに歩いていっ たんだけど、アバドは「おい、ちっとも効かんじゃないか…」
と、文句をいい始める。
「まだまだ…ちょっと効くのに時間がかかる…@_@;;;」

ヴァナラシをカーシーと呼ぶのは通
 僕らが歩いていったのは、有名なヴァナラシ中央のメインガート。そこで、 少女が、手の平くらいの大きさの葉っぱをもって近づいてきた。
 ヴァナラシというのは、実は、カーシーと地元の人には呼ばれている。もし、 ヴァナラシのことをヴァナラシと言わずに、カーシーと呼んだら、おお通だな ぁと言えるだろうね。地元の人はヴァナラシと呼ばずに、カーシーと呼ぶ。カー シーには、みんな死ぬためにやってくる。カーシーで死ぬことはヒンディー教 徒にとって最も望ましいことなのだろう。天国に一番近い町なのだろうね。だ から、ここでは、供養のようなものが売られているんだ。

母親の供養と…
 その少女は、手の平くらいの大きさの葉っぱをお皿にして、その上にお花と かをあしらって、真中にうすっぺらい小さな蝋燭をのっけて、火をつけてある ものを「10ルピー!」と言って持ってきた。「高い!」と言うと、いきなり 4ルピーに下げてきた。すると、先般、母親を亡くしたばかりのアバドが「う ん、ちょうどいい。亡くなった母親の供養じゃ」と、それを4ルピーで買って、 ガンジス川に流そうとした。でも、なかなか流れない…。水の流れがなかった んだ。川の沖のほうには流れはあるんだけども、川岸には流れがない。それで なかなか流れていかない。

ウェルカムトゥーインディア(インドへようこそ)!  すると、それを売っていた女の子のお姉さんらしき子がやってきて、 「私が向こうにいって流してきてあげる!」
と言うと、川岸からなかなか流れていかない葉っぱを手に持って、そこに繋が っているボートをタッタッタッといくつもまたいで沖のほうに行った…と、そ こで流す…振りをして、サッと火を吹き消すと、それをもって帰ってきて、妹 に渡し…、そして、妹は、それをまた売り始めた…。
ウェルカムトゥイーインディア(インドへようこそ)!ハッハッハッ

 それを見ていたアバドは、全く気にすることもなかったが、次にやってきた のは、マッサージ屋だった。僕らは、そんな女の子たちの様子を見ながら、川 岸に坐っていたら、急にマッサージ屋がやってきた。坐っていると、いきなり 手をもって、目を見つめながら
「マッサージ、マッサージ」
って言いながらもみ始める……。

 俺は、「いらんいらん」としつこく迫るマッサージ屋を振り切ったんだが、 アバドはそのマッサージ屋に捕まってしまった。彼はなんでも試したがり屋な んだ…

 そのうちに、二人とも、急におかしくなってきた。だんだんバングラッシー が効いてきたらしい。「おい、どこかホテルに入ろうや」ってことになって、 近所のホテルに有名なプラカーシ・ホテルがあるんだけど、そこへ行こうとい うことになったんだが…。アパートみたいなところで、ドアごとに「プラカー シ・ホテル」と張り紙がしてある。すごいホテルだなぁと思いながら、ホテル の名前をそれぞれの部屋に張り紙してあるホテルなんて、始めてみるよなぁな んて思いながら、「シングル二つ」と言うと、「いま、部屋はないが、ダブル ベッドの部屋が一つだけ空いている」と言うんだ。「おう、もうそれでいい!」 と、そこに二人でその世界にはまりながらドーンとダブルベッドに横になった。 「よし、これで寝るか!」と二人で仲良く寝たんだよ。

そんな感じのヴァナラシだったんだけど、しばらくしたら、アバドがサール ナートに行きたいと言い出した。

<続く>






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